Course Information

College Anan College Year 2016
Course Title 化学
Course Code 0209 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Liberal Arts and Sciences Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 前期:2 後期:2
Textbook and/or Teaching Materials 高等学校 化学基礎(第1学習社)/フォローアップドリル(数研出版)、化学図録(数研出版)、化学基礎 書き込みサブノート(旺文社)
Instructor Yamada Yohei,Sonoda Akihiko

Course Objectives

1. 基本的な炭化水素を記述、分類できる。官能基から有機化合物の性質を類推できる。
2. 構成原子間の電子移動により酸化還元反応が進むことを理解し、酸化還元反応の量的な計算ができる。
3. 身近な電池の仕組みを理解し、構造の概略を説明できる。電気分解における量的関係の計算ができる。
4. 与えられた条件から熱化学方程式を立式できる。反応熱の計算ができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な炭化水素を記述できる。官能基から有機化合物の性質を系統的に説明できる。基本的な炭化水素を記述できる。官能基から有機化合物の性質を類推できる。基本的な炭化水素を記述できない。官能基から有機化合物の性質を類推できない。
評価項目2様々な酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算ができる。酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算ができる。酸化剤・還元剤を用いた酸化還元反応の量的な計算ができない。
評価項目3様々な電池の仕組みを系統的に説明できる。電気分解における量的な計算が正確にできる。代表的な電池の仕組みを説明できる。電気分解における量的な計算ができる。代表的な電池の仕組みを説明できない。電気分解における量的な計算ができない。
評価項目4熱化学方程式を立式できる。エネルギー図を用いて反応熱の計算が正確にできる。熱化学方程式を立式できる。反応熱の計算ができる。熱化学方程式を立式できない。反応熱の計算ができない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
講義は理科総合(1年)での学習内容をふまえて進めていく。理解が十分でない内容は必ず復習をして、授業には集中して取り組むこと。
Style:
Notice:

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 有機化合物: 飽和炭化水素の名称や構造を説明できる。
2nd 有機化合物: 飽和炭化水素・不飽和炭化水素の名称や構造を説明できる。
3rd 有機化合物・ 飽和炭化水素・不飽和炭化水素の名称や構造、性質を説明できる。
4th 有機化合物: 簡単な構造式を見て、官能基を見つけることができる。
5th 有機化合物・エステル(酢酸エチル、酢酸ペンチル、サリチル酸メチル)の合成実験 エステルの合成実験を通じて、分子構造の違いが物性(特に匂い)に及ぼす影響を理解する。
6th 酸化還元反応: 電子の授受から酸化と還元を理解する。
酸化数を決定できる。
7th 酸化還元反応: 酸化還元反応式における酸化数の変化から、酸化された物質、還元された物質を決定できる。
8th 中間試験
2nd Quarter
9th 酸化還元反応: 酸化剤と還元剤の半反応式をつくることができる。
10th 酸化還元反応 酸化剤と還元剤の半反応式から全反応式をつくることができる。
11th 酸化還元反応 酸化還元滴定の原理を説明し、計算することができる。
12th 酸化還元反応 金属のイオン化傾向と金属の反応性について関連付けして説明できる。
13th 酸化還元反応 金属のイオン化傾向と金属の反応性について関連付けして説明できる。
14th 酸化還元反応 電池の基本的な原理を説明できる。
ダニエル電池・ボルタ電池の原理を説明できる。
15th 酸化還元反応 鉛蓄電池・燃料電池の原理を説明できる。
16th 前期末試験
2nd Semester
3rd Quarter
1st 電気分解 電気分解の反応系を見て、電極材料と水溶液中に存在する分子やイオンを列挙できる。
2nd 電気分解 電極材料と水溶液の情報から、電極上で起こる反応を記述できる。
3rd 電気分解 電気分解の応用例(NaCl水溶液の電気分解・電解精錬)を説明できる。
4th 電気分解 電気分解における量的関係の計算ができる。
5th 電気分解 電気分解における量的関係の計算ができる。
6th 反応熱と熱化学方程式 いくつかの反応熱を挙げ、それを熱化学方程式で記述できる。
7th 反応熱と熱化学方程式 いくつかの反応熱を挙げ、それを熱化学方程式で記述できる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th 反応熱と熱化学方程式 ヘスの法則を用いた反応熱の計算ができる。
10th 反応熱と熱化学方程式 結合エネルギーを用いた反応熱の計算ができる。
11th 化学反応の速さ 化学反応の速さを決める因子をいくつか説明できる。
12th 化学反応の速さ 触媒と活性化エネルギーの関係について説明できる。
13th 化学反応の速さ 過酸化水素の分解実験
14th 化学反応の速さ 過酸化水素の分解実験の結果から、発生した酸素の物質量と時間の関係および反応の速さと濃度の関係をグラフ化できる。
15th 化学反応の速さ ハーバー・ボッシュ法の意義を説明できる。
16th 後期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストレポート・課題Total
Subtotal602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000