概要:
3年次に編入する留学生を対象とし、電気電子工学科1年及び2年次で学習する事項の理解を深め3年次における専門科目の学習の進捗に併せた学力充実を図る。また、専門科目に関連する教材を活用して、学習に必要な日本語力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
3年生に編入学する留学生を対象とする必修科目である。講義は3年生の担任教員を中心に、関連科目の担当教員で実施する。1年、2年のカリキュラムで学習する内容の理解を深め、更に3年生での授業の理解を促進するよう、専門科目教科書の読解力向上、課題レポートを通じ日本語での表現力の充実を図る。
注意点:
平成29年度は実施しない。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | |
重ねの理を説明し、直流回路の計算に用いることができる。 | 3 | |
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 1 | |
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 2 | |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 2 | |
フェーザを用いて、簡単な交流回路の計算ができる。 | 2 | |
インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。 | 2 | |
正弦波交流の複素表示を説明し、これを交流回路の計算に用いることができる。 | 1 | |
キルヒホッフの法則を用いて、交流回路の計算ができる。 | 2 | |
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。 | 2 | |
網目電流法や節点電位法を用いて交流回路の計算ができる。 | 2 | |
重ねの理やテブナンの定理等を説明し、これらを交流回路の計算に用いることができる。 | 2 | |
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。 | 2 | |
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。 | 2 | |
電磁気 | 電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。 | 2 | |
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。 | 2 | |
誘電体と分極及び電束密度を説明できる。 | 1 | |
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 2 | |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 2 | |
情報 | 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。 | 1 | |
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 1 | |