Basis of Electricity

Course Information

College Tokuyama College Year 2019
Course Title Basis of Electricity
Course Code 0003 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Mechanical and Electrical Engineering Student Grade 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 高橋寛他,電気基礎(上),コロナ社;配布プリント
Instructor Miura Seiichiro

Course Objectives

基礎的な電気現象についての諸法則を直観的・物理的に理解し、2年次以降で学ぶ電気回路、電磁気学等に関する基礎学力をつける。(基礎的な電気回路(直流回路・交流回路)・電磁気学に関する基本的な計算ができる。)

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
直流回路の基礎直流回路の基礎の各項目のうち大半を理解し,それを正しく用いて計算することができる。直流回路の基礎の各項目のうち一部を理解し,それを正しく用いて計算することができる。直流回路の基礎の各項目を理解できない.
電磁気学の基礎電磁気学の基礎の各項目のうち大半を理解し,それを正しく用いて計算することができる。電磁気学の基礎の各項目のうち一部を理解し,それを正しく用いて計算することができる。電磁気学の基礎の各項目を理解できない.
交流回路の基礎交流回路の基礎の各項目のうち大半を理解し,それを正しく用いて計算することができる。交流回路の基礎の各項目のうち一部を理解し,それを正しく用いて計算することができる。交流回路の基礎の各項目を理解できない.

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
電気系の主要科目である電磁気学・電気回路・電子回路に関する事項について取り扱い、2・3年次の創造製作系科目、及び、高学年で更に高度な専門科目を履修する上で重要な基礎的知識を習得する。この科目の履修と通して、電気系資格に対する興味関心を向上させると同時に、メカトロ技術者としての素養を身につけることを目標とする。
Style:
原則として、教科書や補足資料などを用いた座学による講義形式で進める。また、適宜、小テスト・課題・演習や調査などを課す。本科目は必修得科目である。
Notice:
定期試験4回の成績を85%、小テスト・課題・演習などの総点を15%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。また、講義内容に関連する資格検定合格者(AR検定・ディジタル検定・工業英語検定)の評価については、定期試験の成績に資格難易度に応じて加点する。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 電気の基礎ガイダンス・電気数学の基礎 加減乗除の計算方法やSI接頭語について説明できる.
2nd オームの法則 電気回路の要素や物理量、電荷、原子と電子、オームの法則について説明できる.
3rd 抵抗の接続法と合成抵抗 抵抗の接続法とその合成抵抗、カラーコードについて説明できる.
4th 計測器への応用 電圧計と倍率器、電流計と分流器、電池の内部抵抗、ブリッジ回路について説明できる.
5th キルヒホッフの法則 キルヒホッフの第1法則・第2法則について説明できる.
6th 抵抗の温度係数・計測制御用センサ 抵抗率と導電率、抵抗の温度係数、計測制御用センサの簡単な動作原理などについて説明できる.
7th 電力と電力量・電流による熱作用、化学作用 熱エネルギー、ジュールの法則、ファラデーの法則について説明できる.
8th 中間試験 1回から7回までの講義内容に関する理解度を問う。
4th Quarter
9th 電気と磁気① 静電気現象、静電気に関するクーロンの法則などについて説明できる.
10th 電気と磁気② 磁気現象、磁気に関するクーロンの法則などについて説明できる.
11th 電気と磁気③ コンデンサについて説明できる.
12th 交流回路の基礎① いろいろな波形、正弦波交流の表し方、交流の表現方法などについて説明できる.
13th 交流回路の基礎② 交流と抵抗、交流とコイルについて説明できる.
14th 交流回路の基礎③ 交流とコンデンサ、リアクタンスとインピーダンスについて説明できる.
15th 期末試験 9回から14回までの講義内容に関する理解度を問う。
16th 答案返却など 期末試験の解答を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal85000150100
基礎的能力8500015-100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000