Physics I

Course Information

College Tokuyama College Year 2019
Course Title Physics I
Course Code 0041 Course Category General / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical and Electrical Engineering Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 『総合物理1-力と運動・熱-』(数研出版)、『総合物理2-波・電気と磁気・原子-』(数研出版)、『セミナー物理基礎+物理』(第一学習社)
Instructor Nakamura Yasuharu

Course Objectives

力学、熱、波動現象に関する基本的な概念や原理・法則について理解し、これらの領域の具体的な事象について物理学的に考察することができる能力を身につける。
演習については、教科書、問題集の例題を理解し、教科書の節末問題、問題集の基本問題を60%以上解くことができる学力を身につける。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1力学、熱、波動現象に関する概念が身についており,様々な事象について物理的に考察することができる力学、熱、波動現象に関する基本的な概念が身についており,簡単な事象について物理的に考察することができる。力学、熱、波動現象に関する基本的な概念が身についておらず,原理・法則を説明できない。
評価項目2力学、熱、波動現象に関する発展問題を解くことがでる。力学、熱、波動現象に関する基本問題を解くことがでる。力学、熱、波動現象に関する基本問題を解くことができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
力学、熱、波動に関する観察・実験などを通して、自然事象を物理学的に探究する能力と態度を養う。また、物理学の基本的な概念や原理・法則を理解し、科学的な自然観を身につけ, 科学技術の成果を科学的に判断、またその進歩に対応できる資質を養う。
Style:
物理学は自然事象を対象とする学問であり、観察、実験、デジタルコンテンツなどを通して事象の具体的なイメージを形成することが必須である。授業は講義、演示実験が中心となる。学生が主体となる実験に関しては、前後期にそれぞれ一度ずつを予定している。
Notice:
力学を中心として本格的な物理の勉強が始まります。内容の濃度および難度が物理基礎から大幅に増加します。試験前の一週間の勉強ではどうにもならないことがほとんどです。そのため、事前に教科書に目を通し授業後にはノートを中心に事後の学習を心がけること。また、前期は第3週、第5週、第9週に 後期は第3週、第7週、第11週にそれぞれ課題レポートを出します。この課題レポートの問題を教科書等を調べながらでも解けるようになることを目的として自学自習を行っても構いません。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 運動の法則(1) 等加速度直線運動と落体の運動
2nd 運動の法則(2) ニュートンの運動の第1法則、第2法則、第3法則
3rd 剛体(1) 力のモーメント、剛体のつりあい
4th 剛体(2) 剛体にはたらく力の合力、重心
5th 仕事 仕事、仕事の原理、仕事率
6th 力学的エネルギー(1) 運動エネルギー、重力による位置エネルギー
7th 力学的エネルギー(2) 保存力、弾性力による位置エネルギー
8th 中間試験 1~7週の授業内容についての理解の確認
2nd Quarter
9th 運動量の保存(1) 運動量、力積、運動量保存則
10th 運動量の保存(2) 反発係数、衝突
11th 実験:運動量保存 運動量保存則に関する実験
12th 円運動 等速円運動、向心力
13th 非慣性系の力学 慣性力、遠心力
14th 万有引力 万有引力、重力、万有引力による位置エネルギー
15th 期末試験 9~14週の授業内容についての理解の確認
16th 答案返却など 前期のまとめ
2nd Semester
3rd Quarter
1st 単振動 単振動、復元力
2nd 実験:単振り子 単振り子の周期に関する実験
3rd 温度と熱 温度、温度計、熱量、比熱、熱容量、熱量保存則、熱と物質の状態
4th 熱と仕事 仕事と熱、ジュールの実験、内部エネルギー、熱力学第1法則、不可逆変化、熱機関
5th 気体の法則(1) 気体の状態変数、ボイルの法則、シャルルの法則、状態方程式
6th 気体の法則(2) 熱力学第1法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化
7th 波の性質(1) 波動を表す式、波の伝わり方
8th 中間試験 17~22回の授業内容についての理解の確認
4th Quarter
9th 波の性質(2) 反射、干渉、屈折、回折
10th 音(1) 音の性質
11th 音(2) ドップラー効果
12th 光(1) 波の性質、反射、屈折、浮き上がり、全反射、分散
13th 光(2) レンズと焦点、実像と虚像
14th 光(3) 光のスペクトル、ヤングの実験、回折格子
15th 期末試験 1年間の授業内容についての理解の確認
16th 答案返却など 1年間のまとめ

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習・レポートTotal
Subtotal8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000