C Language Programming

Course Information

College Tokuyama College Year 2018
Course Title C Language Programming
Course Code 0057 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Seminar Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical and Electrical Engineering Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 田中敏幸、「C言語プログラミング基本例題88+88」、コロナ社
Instructor Ishida Koichi

Course Objectives

(1)コンピュータの基本的なしくみと情報処理方法が理解できる。
(2)C言語の基礎的関数を理解し、配列・ユーザ関数を用いたプログラムを作成できる。
(3)簡単なPICプログラムを作成し、PICにプログラムの書き込みができる

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラムの構文をよく理解している。プログラムの構文を概ね理解している。プログラムの構文が理解できていない。
評価項目2プログラムを考えて作成できる。プログラムを参照しながら作成できる。プログラムを作成できない。

Assigned Department Objectives

到達目標 B 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
最近の機械にはコンピュータが組み込まれ、よりきめ細かく正確に制御できるシステムが求められるようになっている。このような時代の流れに対応できるメカトロニクス技術者として活躍するために、それらを制御するコンピュータ言語(C言語)の基礎知識、およびプログラミングの開発手法を学習する。学習する内容は、(1)コンピュータの動作原理 (2)入出力処理 (3)条件分岐・繰返し処理 (4)配列 (5)文字列および数学関数 (6)ユーザ関数 (7)ファイル処理 (8)ビット演算 (9)PICプログラム である。
Style:
授業の内、前半は例題プログラムをもとに説明し、後半分は実際にコンピュータを用いて演習する。演習内容は基本的に、授業で説明したプログラムの動作確認および、それを応用したプログラムの作成である。理解度の確認は、演習(小テスト)、課題にて行う。演習や課題はWebClassを用いて実施する。
Notice:

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st プログラミング言語、プログラムの作成手順 C言語の役割について説明し、プログラムの作成方法について学ぶ。また、演習に使うC言語ソフトの使い方を習得する。
2nd 入出力関数とデータおよび変数の型、出力の書式 printf文を使った出力処理、scanf文を使った入力処理について理解する。整数、小数、文字などの扱い方を学ぶ。
3rd 演算子 算術演算、代入演算処理等について理解する。
4th 条件・分岐処理(関係演算子) 条件・分岐を行うプログラムをif文、if~else文を用いて作成する。
5th 条件・分岐処理(論理演算子) if文、if~else文が入れ子になったプログラムを作成する。論理演算子を理解する。
6th 条件・分岐処理(switch文) 多分岐(switch文)の使い方を理解する。
7th 繰返し処理(while文、数学関数) while文を用いた繰返し処理を理解する。数学関数を用いたプログラムを作成する。
8th 繰返し処理(for文) 繰返しを行うプログラムをfor文を用いて作成する。
2nd Quarter
9th 前期中間試験 これまで学習した範囲の理解度を確認する。
10th 繰返し処理(無限、2重ループ) 無限ループや2重ループを理解する。
11th 配列(1次元配列) 配列変数について理解する。1次元配列を用いたプログラムを作成する。
12th 配列(ソート法) 配列データから最大値の求め方およびソート法について理解する。
13th 配列(2次元配列) 2次元配列を理解し、文字列の処理を行うプログラムを作成する。
14th 配列(文字列の操作) ASCIIコードおよび文字列操作関数の使い方を理解する。
15th 期末試験 これまで学習した範囲の理解度を確認する。
16th 答案返却など 前期末テストの解説および解答を行う。また試験問題に関連した課題について演習する。
2nd Semester
3rd Quarter
1st 前期の復習 これまでの復習を行い理解を深める。
2nd 関数 ユーザ関数(引数のないもの)を学習する。ローカル変数とグローバル変数を理解する。
3rd 戻り値のある関数1 戻り値のある関数を学習する。
4th 戻り値のある関数2 戻り値のある関数を学習する。
5th 引数のある関数1 引数のある関数を学習する。
6th 引数のある関数2 引数のある関数を学習する。
7th ビット操作 ビット演算の方法を理解する。
8th 後期中間試験 これまで学習した範囲の理解度を確認する。
4th Quarter
9th アドレスとポインタ アドレスとポインタについて理解し、ポインタを用いた関数を作れるようにする。
10th ポインタと文字配列 文字配列とポインタによる処理を理解する。
11th PICプログラム1 PICについて学習する。
12th PICプログラム2 PICプログラムの作成およびPICへの書き込み方法を学習する。
13th PICプログラム3 PICを用いてLEDを点滅させるプログラム実習を行う。
14th まとめ これまでのまとめとして実用的なプログラミング作成能力を養うための演習を行う。
15th 期末試験 開設期を通して学習した範囲の理解度を確認する。
16th 答案返却など 後期末テストの解説および解答を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート態度Total
Subtotal702010100
基礎的能力4012557
応用能力205328
複合解決能力103215