Mechanisms

Course Information

College	Tokuyama College	Year	2019
Course Title	Mechanisms
Course Code	0085	Course Category	Specialized / Compulsory
Class Format	Lecture	Credits	School Credit: 1
Department	Department of Mechanical and Electrical Engineering	Student Grade	3rd
Term	Second Semester	Classes per Week	2
Textbook and/or Teaching Materials	岩本太郎，「機構学」　森北出版株式会社
Instructor	Ikeda Mitsumasa

Course Objectives

リンク機構，巻掛け伝動機構，摩擦伝動機構，歯車機構，カム機構についてその動作原理を理解し，コンピュータ制御や創造製作IIなどの科目とリンクさせ，実際のものづくりにおいて利用できるようになる。

Rubric

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
リンク機構を使いこなせる。	リンク機構の構造を理解し，自ら機構を考案できる．	リンク機構を理解し，与えられた運動を行うことができる．	リンク機構が理解できず，与えられた運動を行うことができない．
巻掛け伝動機構・摩擦伝動機構を使いこなせる。	巻掛け伝動機構・摩擦伝動の構造を理解し，自ら機構を考案できる．	巻掛け伝動・摩擦伝動機構を理解し，与えられた運動を行うことができる．	巻掛け伝動・摩擦伝動機構が理解できず，与えられた運動を行うことができない．
歯車伝動機構を使いこなせる。	歯車伝動機構の構造を理解し，自ら機構を考案できる．	歯車伝動機構を理解し，与えられた運動を行うことができる．	歯車伝動機構が理解できず，与えられた運動を行うことができない．
カム機構を使いこなせる。	カム機構の構造を理解し，自ら機構を考案できる．	カム機構を理解し，与えられた運動を行うことができる．	カム機構が理解できず，与えられた運動を行うことができない．

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 （「世界に通用する」技術者をめざすために複合分野の基礎となる基本的素養を身につけること）

Teaching Method

Outline:

ものづくりを行うために必要な、回転の増減と方向を変換する機構、運動の種類を変換する機構としてリンク、ベルト、歯車、カムなどについて、実際の機械で使用されている機構の動きを確かめながら学習する。

Style:

おおむね教科書に沿って講義形式で進めるが、理解しにくいと思われる箇所はプリントを配布し、動画などを交えながら説明する。毎回の講義で学習シートを配布し、演習を実施する。

Notice:

毎回の講義で学習シートを配布し、演習を実施する。

Course Plan

			Theme	Goals
2nd Semester
	3rd Quarter
		1st	機構の歴史・基礎	道具から機械への変遷、対偶と節、連鎖の理解を行う。
		2nd	機構の運動(1)	機構の運動と瞬間中心・機構における速度について理解する。
		3rd	機構の運動(2)	節の内部の速度分布、機構における加速度、変位・速度・加速度線図を理解する。
		4th	リンク機構(1)	リンク機構の分類、四節回転連鎖を理解する。
		5th	リンク機構(2)	すべりこクランク機構の種類および用途を理解する。
		6th	リンク機構(3)	多節連鎖機構、軌道生成機構を理解する。
		7th	リンク機構(4)	球面運動機構を理解する。
		8th	中間試験	機構の歴史、機構の基礎、リンク機構の各項目について理解度を確認する。
	4th Quarter
		9th	巻掛け伝動機構(1)	可とう性ベルトを用いた伝動機構を理解する。
		10th	巻掛け伝動機構(2)	チェーン機構、ベルト変速機構を用いた伝動機構の原理と用途を理解する。
		11th	摩擦伝動機構	ころがり接触をするための条件、輪郭曲線、角速度比が一定のころがり接触を理解する。
		12th	歯車機構(1)	歯車の基礎、歯形、サイクロイド曲線、インボリュート曲線、歯車理論を理解する。
		13th	歯車機構(2)	インボリュート関数、かみ合い率・すべり率、歯車列を理解する。
		14th	カム機構	カムの原理と種類、基礎を理解する。
		15th	期末試験	摩擦車、歯車、カムを用いた伝動機構の種類や利用方法などについて確認する。
		16th	まとめ	期末試験の答案を返却し解説を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

	試験	演習	Total
Subtotal	88	12	100
リンク機構を使いこなせる。	22	3	25
巻掛け伝動機構・摩擦伝動機構を使いこなせる。	22	3	25
歯車伝動機構を使いこなせる。	22	3	25
カム機構を使いこなせる。	22	3	25