Electronic Circuits II

Course Information

College Tokuyama College Year 2019
Course Title Electronic Circuits II
Course Code 0119 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Mechanical and Electrical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 堀 桂太郎 「オペアンプの基礎マスター」(電気書院)
Instructor Suzuki Atsuyuki

Course Objectives

オペアンプの基礎特性を理解し、各種の応用回路を設計する力を身につける。また、発振回路や変調・復調回路についても説明できるようにする。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目オペアンプ・発振回路・変復調回路の基礎特性を理解し、説明することができる。また、オペアンプを用いた各種の応用回路を設計し、利用することができる。オペアンプ・発振回路・変復調回路の基礎特性を理解し、また、オペアンプを用いた各種の応用回路を設計することができる。オペアンプ・発振回路・変復調回路の基礎特性を理解できていない。また、オペアンプを用いた各種の応用回路を設計することができない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 1 See Hide
JABEE d-1 See Hide

Teaching Method

Outline:
代表的なアナログ集積回路であるオペアンプ(演算増幅器)を中心に学習する。オペアンプの基礎特性(増幅作用等)および演算回路やフィルタ回路等への応用について理解を深める。また、また、発振回路・変復調回路についても理解を深める。
Style:
教科書およびプリント資料を用いる。重要事項については学習シートを配布し、演習を行う。また適宜レポートを課す。授業の理解を高めるために、予習復習が必須である。この科目は学修単位科目のため、以下のような自学自修を必要とします。

 事後学習として配布資料およびノートの該当ページを復習する。毎回1時間(計28時間)
レポートの作成(32時間)
   調査時間(15時間)
   執筆時間(15時間)
   執筆修正時間(2時間)
Notice:
【評価法】 2回の試験結果を 85 %、演習問題とレポートを 15 %で総合評価する。
総合評価式
 総合評価点=(前期中間と前期末の平均点)×0.85+(演習問題とレポートの平均点)×0.15

【関連科目】 本科:電気回路I(3年)、電子回路I(3年)、電気回路II(4年)、工学実験II(4年)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st オペアンプの概要 オペアンプの基礎特性、使用例、理想的オペアンプ等について理解する。
2nd 反転増幅器 オペアンプの基礎回路である反転増幅器について理解する。
3rd 非反転増幅器 オペアンプの基礎回路である非反転増幅器について理解する。
4th 加算器・加減算器 アナログ信号の加算、減算を行うオペアンプ回路ついて理解する。
5th 積分器・微分器 アナログ信号の積分・微分を行うオペアンプ回路について理解する。
6th ボルテージフォロワ・定電圧回路・定電流回路 インピーダンス変換器として使用されるボルテージフォロワについて理解する。また、負荷の変動に関わらず定電圧、定電流を供給する定電圧回路、定電流回路について理解する。
7th 差動増幅器(1) 二つの入力端子に加えられた信号の差分を増幅する差動増幅器について理解する。
8th 中間試験 上記の内容について試験を行う。
2nd Quarter
9th 答案返却
差動増幅器(2)
中間試験の解答と解説を行う。
差動増幅器(つづき)
10th フィルタ(1) 各種のアクティブフィルタについて理解する。
11th フィルタ(2) フィルタ(つづき)
12th 発振回路 発振回路について理解する。
13th 変調・復調回路 変調・復調回路について理解する。
14th リミッタ回路 増幅回路の出力電圧をある値以下に抑えるリミッタ回路について理解する。
15th 期末試験 上記の内容について試験を行う。
16th 答案返却など 前期末試験の解答と解説を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal85000150100
総合評価85000150100