Course Objectives
英語の4技能のうち、Writing, Speaking, Listeningの能力の向上とそのエビデンスの提示がますます社会から求められている。こうした運用力の訓練やoutput経験の蓄積が重要なのは言うまでもないが、同時に「質の高い英文」を読むこと(Reading)によって多くの良好な英文をinputしなければ、outputの質的向上はあり得ない。「質の高い英文」を読みこなして深い思考力を身につけつつ、用いられている素晴らしい英語表現に触れて活用語い・活用できる英語表現を増やし、総合的に英語力を向上させていくことが目標である。
①英文の意味を的確に捉えることができる。
②英文が文学作品なら鑑賞し、知識伝達目的なら正確に知識を読み取り、英文の目的に応じて内容を理解できる。
③学んだ語い・熟語・文法事項に習熟し、それらを用いて自ら英文を書くことができる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 英文の内容を的確に捉えて理解できる。 | 書かれている英文の内容を概ね正確に捉えて理解できる。 | 英文が正確に捉えられず、理解できていない。 |
評価項目2 | 英文のジャンルに応じて、鑑賞したり、知識を得たり、実生活と結びつけてよく内容を理解できる。 | ジャンルによっては、英文を鑑賞したり、英文から知識を得たり、内容をほぼ理解できる。 | どんなジャンルの英文に対しても、鑑賞したり、知識を得たり、理解できるまでに至っていない。 |
評価項目3 | 英文中の語い・熟語・文法事項に習熟し、それらを用いて自ら英文をほぼ自由に書くことができる。 | 英文の中に出てくる語い・熟語・文法事項を凡そ理解して、自らも簡単な英文を書くことができる。 | 英文中の語い・熟語・文法事項の理解が不十分で、自らの力で簡単な英文が書けない。 |
Assigned Department Objectives
到達目標 A 2
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JABEE f
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Teaching Method
Outline:
5年生後期開講科目(選択)。卒業を控えた英語力に比較的自信のある学生に良質の英文をinputして、言語材料(語い・熟語・構文・文法事項)の確認・習熟を期し、他の英語3技能(Speaking, Writing and Listening)に磨きをかける糧とする。加えて望むらくは、英文を読んで思考し、作品を鑑賞し、知識を得るという知的経験をしてもらいたい。学習者の観点から言えば、英文を自力で正確に読み取る読解力を身につけるとともに、内容について深く考え、自分なりの意見を持てるようになるための演習である。
Style:
あらかじめ分担を決めて英文読解をおこない、章末の設問を輪番で解答することによって内容把握の充実と言語材料の確認を行う。また、設問には本文の表現を用いた英作文もあり表現力の向上も目指す。次の時間には前時の復習を兼ねた小テストを実施する。
Notice:
週1回、2時間続きの授業なので欠席数には注意すること。3コマ(6時間)を超える公認以外の欠席は、規則により単位が認められないばかりでなく、授業への取り組み評価点の観点からもマイナス要因となる。また輪番により英文を理解し、クラスで発表するので単なる日本語訳を超える理解をして授業に臨む必要がある。担当箇所の予習と前時の復習に1時間半~2時間程度必要となる場合もあるだろう。定期試験2回の得点が評価の大部分(90%)を占めるが、授業への積極的参加と教師の発問への真摯な解答がさらなる高評価につながる。資格試験のスコア向上のためでなく英文を読んで思考する知的訓練をするつもりで授業に臨んでもらいたい。やむを得ず欠席せざるをえない場合は、事前に授業担当者に連絡し、担当箇所の説明ないし日本語訳をメール送付するなり友人に託すなどの対応を取って欲しい。このような事前準備がなく、無断で授業を欠席したり、担当箇所を学習していない場合は、授業に支障を招くので、ペナルティーとして学習活動点から相応の減点を受ける。(しかし、別の分担を申し出て成し遂げれば、点を回復することも可能とする。)
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
イントロダクション 26 . 二十年後 |
シラバスによって授業の進め方・単語テスト・評価の方法などについて説明を行う。 作者・作品紹介とテキスト読解
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2nd |
26 . 二十年後 の続き 27 . 雪女 |
復習テスト、読解、演習問題 作者・作品紹介とテキスト読解
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3rd |
27 . 雪女 の続き 10 . 日本国憲法前文 |
復習テスト、読解、演習問題 英文紹介とテキスト読解
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4th |
10. 日本国憲法前文 の続き |
復習テスト、読解、演習問題
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5th |
10. 日本国憲法前文 の続き 5. もし3日間だけ目が見えたら |
復習テスト、読解、演習問題 作者・作品紹介とテキスト読解
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6th |
5. もし3日間だけ目が見えたら の続き |
復習テスト、読解、演習問題
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7th |
5. もし3日間だけ目が見えた らの続き 中間試験の事前指導 |
復習テスト、演習問題
中間試験範囲の確認と学習内容のまとめ
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8th |
中間試験 |
中間試験までに学習した英文の内容理解と文法、構文、語いなどの理解を確認する基礎的・基本的な問題を出題
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4th Quarter |
9th |
中間試験のレビュー 11. ゲティスバーグ演説 |
復習テスト、読解、演習問題 作者・作品紹介とテキスト読解
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10th |
11. ゲティスバーグ演説の続き |
復習テスト、読解、演習問題
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11th |
29. 『武士道』序文 |
復習テスト、作者・作品紹介と テキスト読解
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12th |
29. 『武士道』序文の続き 番外編3『青春』 |
復習テスト、演習問題 作者・作品紹介とテキスト読解
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13th |
番外編3『青春』の続き |
復習テスト、演習問題
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14th |
期末試験の事前指導 |
期末試験範囲の確認と学習内容のまとめ・練習問題
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15th |
期末試験 |
中間試験後にに学習した英文の内容理解と文法、構文、語いなどの理解を確認する基礎的・基本的な問題を出題
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16th |
答案返却・期末試験のレビューなど |
試験の講評 結果から不足点があれば補足説明/授業のまとめ
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | Participation | ポートフォリオ | 小テスト | Total |
Subtotal | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |