到達目標
1.石油製品の種類について比較でき化学的特性が説明できる。
2.石油製品の生成過程、輸入、価格変動について説明できる。
3.摩擦など力学計算ができ、潤滑の目的が説明できる。
4.石油製品の性状を示す項目を理解し、試験・管理方法が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 石油製品の化学的特性が説明出来る | 石油製品の種類が説明出来る | 石油製品について説明できない |
評価項目2 | 石油製品の取り扱いについて説明出来る | 石油製品の処理、価格決定がわかる | 石油製品について説明できない |
評価項目3 | 潤滑の目的を理解し、状況に合わせた使用の説明、評価ができる | 潤滑に関わる特性が説明出来る | 潤滑の作用がわからない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・機関学概論やこれまで学んだ内燃機関だけでなく、燃料の化学的特性、基礎力学、石油製品の歴史的位置づけについても学習していきます。知識を積み重ね、総合的に考察できるように、復習しておくこと。
授業の進め方・方法:
・第3級海技士(機関)の内容理解を促進するため、5級程度の内容から1級の範囲も取り扱うことがあります。基本的事項をしっかりおさえ、授業で習う項目は文章で説明できるように整理すること。
・課題は期限を厳守すること。
・授業は積極的に参加し、傍聴者とならないよう努力すること。出席とともに評価します。
・定期的にノートを確認します。黒板だけでなく、コメントもノートにとること。
注意点:
・計算や化学的特性、社会背景も範囲とするため数学、化学、物理、歴史、地理、政治経済の内容をしっかり復習し、わからないところは自ら解決しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
原油、燃料油の種類 |
燃料油の種類が比較できる
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2週 |
燃焼、燃料油の基礎 |
燃料に関する化学的性質について説明できる
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3週 |
燃焼、燃料油の基礎 |
燃料に関する化学的性質について説明できる
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4週 |
燃焼、燃料油の基礎 |
燃料に関する化学的性質について説明できる
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5週 |
燃焼、燃料油の特性 |
燃料油の特性が説明できる
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6週 |
燃焼、燃料油の特性 |
燃料油の特性が説明できる
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7週 |
中間試験 |
7週までの説明ができる
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8週 |
試験返却、石油製品 |
原油の生成について説明できる
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2ndQ |
9週 |
石油製品 |
原油の処理について説明できる
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10週 |
石油製品 |
原油の価格決定について説明できる
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11週 |
石油製品 |
原油の輸入について説明できる
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12週 |
摩擦及び潤滑 |
摩擦について力学計算ができ、潤滑の目的について説明できる
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13週 |
潤滑油の種類、特性、添加剤、管理 |
潤滑油の種類について説明でき、添加剤の目的を理解し、利用方法と管理が説明できる
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14週 |
燃料・潤滑油の試験方法 |
石油製品の性質、分析方法について説明できる
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15週 |
期末試験 |
14週までの説明ができる
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16週 |
試験返却、解説 |
14週までの説明ができる
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 15 | 0 | 5 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 5 | 0 | 0 | 5 | 0 | 30 |
専門的能力 | 50 | 5 | 0 | 0 | 5 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | 10 |