到達目標
①民主主義の基本原理について理解できるようになる。
②日本国憲法の基本原理、日本の政治機構などについて理解する。
③現代経済のしくみを基礎的な経済理論の観点から理解し、国民経済の動向および、政府の役割と日本経済が抱える課題を考える力をつける。
④自らの意見を理論的に説明する能力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 民主主義の本質を理解したうえで自らの意見を的確に述べることができる。 | 民主主義の本質を理解できる。 | 民主主義を構成する語彙を理解できていない。 |
評価項目2 | 日本国憲法の成り立ちと本質を理解で、自らの意見を述べることができる。 | 日本国憲法の基本原理を理解できる。 | 日本国憲法の基本原理を理解できない。 |
評価項目3 | 経済学の基本的な知識をいかして自らの経済状況について意見を論述できる。 | 経済学の基本的な知識を理解している。 | 経済学の基本的な知識を理解できていない。 |
評価項目4 | 戦後日本経済の歩みを理解し、今後の経済状況について自らの意見を表明できる。 | 戦後日本経済の歩みを理解しできる。 | 戦後日本経済の歩みを理解しできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
広い視野を持ち、民主主義の本質への理解を深め、現代における政治、経済、国際関係などについて客観的に理解し、公正な判断力の涵養を目指します。前期では政治分野、後期では経済学分野を取り扱い、現代社会における政治、経済問題についてグループディスカッションを通し主体的に考えられるようになりましょう。
授業の進め方・方法:
基本的には座学中心ですが、内容理解をし、グループディスカッションを実施します。各グループでテーマを設定し、議論した後ににレポートを作成することで、より理解を深めます。
注意点:
成績評価は前期後期各評価の点数を平均して算出する。60点以上が合格とする。
なお追再試は行うこともある。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 授業の目的と概要理解 |
授業においての目的と進め方を理解し、特に経済を中心としたテーマのグループディスカッションによる進め方を学ぶ。
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2週 |
~経済とは、資本主義と社会主義、市場経済、経済成長と景気、資本循環と金融~内容理解・まとめ(グループでのテーマ選択) |
各分野での経済についての本質をまとめる力を身に付ける。
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3週 |
グループディスカッション(1) |
「経済とは、資本主義と社会主義、市場経済、経済成長と景気、資本循環と金融」の範囲からテーマを設定し議論する。
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4週 |
発表(1) |
グループディスカッション(1)において議論し、まとめた内容を、グループごとに発表する。
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5週 |
レポート作成(1) |
グループディスカッション(1)において議論し、まとめた内容を、各自レポートにする。
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6週 |
~政府の経済活動と財政、財政赤字と税制改革、戦後日本経済の展開、日本経済の現状と課題、労働経済~内容理解・まとめ(グループでのテーマ選択) |
各分野での経済についての本質をまとめる力を身に付ける。
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7週 |
グループディスカッション(2) |
「政府の経済活動と財政、財政赤字と税制改革、戦後日本経済の展開、日本経済の現状と課題、労働経済」の範囲からテーマを設定し議論する。
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8週 |
発表(2) |
グループディスカッション(2)において議論し、まとめた内容を、グループごとに発表する。
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2ndQ |
9週 |
レポート作成(2) |
グループディスカッション(2)において議論し、まとめた内容を、各自レポートにする。
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10週 |
~社会保障、社会福祉、国際経済、貿易と国際収支~内容理解・まとめ(グループでのテーマ選択) |
各分野での経済についての本質をまとめる力を身に付ける。
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11週 |
グループディスカッション(3) |
「社会保障、社会福祉、国際経済、貿易と国際収支」の範囲からテーマを設定し議論する。
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12週 |
発表(3) |
グループディスカッション(3)において議論し、まとめた内容を、グループごとに発表する。
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13週 |
レポート作成(3) |
グループディスカッション(3)において議論し、まとめた内容を、各自レポートにする。
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14週 |
まとめ 経済分野の復習1 |
グループディスカッションでの議論・発表を行ったことにより深く理解した、各経済についての分野の総復習を行う。
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15週 |
まとめ 経済分野の復習2 |
グループディスカッションでの議論・発表を行ったことにより深く理解した、各経済についての分野の総復習を行う。
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16週 |
後期試験 なし |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前10 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前10 |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前6 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前6 |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 前10 |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前10 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前2,前10 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 10 | 0 | 70 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 0 | 10 | 0 | 70 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |