到達目標
【到達目標】
1. 化学工業における安全工学を理解する。
2.,火災および爆発災害の基礎知識,危険物質・有害物質の取扱方法,化学工場の安全管理等について実践的な知識を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 化学工業における安全工学を理解し説明できる | 化学工業における安全工学を理解する | 化学工業における安全工学を理解できない |
評価項目2 | 火災および爆発災害の基礎知識,化学工場の安全管理等について実践的な知識を説明できる
| 火災および爆発災害の基礎知識,化学工場の安全管理等について実践的な知識を理解できる
| 火災および爆発災害の基礎知識,化学工場の安全管理等について実践的な知識を理解できない
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評価項目3 | 危険物質・有害物質の分類、性質、関係法令を説明できる | 危険物質・有害物質の分類、性質、関係法令を理解できる | 危険物質・有害物質の分類、性質、関係法令を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
災害は,自然災害(天災)と人為災害(人災)とに区別される。人災は発生原因が人間の側にあり,原則的には未然に防止できると考えられる。安全工学は,人災の発生原因および経過の究明に必要な科学と,人災の防止に必要な技術に関する系統的な学問である。本講義では,化学工業における安全工学に重点を置き,火災および爆発災害の基礎知識,危険物質・有害物質の取扱方法,化学工場の安全管理について勉強する。
授業の進め方・方法:
注意点:
試験の成績80%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を20%の割合で総合的に評価する。学年の評価は後期中間及び学年末の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
安全を学ぶに当たって |
化学工場に於ける事故と安全を理解する
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2週 |
産業災害とその防止 |
産業災害の実態を把握する
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3週 |
燃焼と爆発 |
発火点、引火点などを理解する
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4週 |
燃焼と爆発 |
混合ガスの爆発限などを理解する
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5週 |
有害物質 |
害物質の分類とその取り扱いを理解する
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6週 |
有害物質 |
放射性物質について理解する
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7週 |
化学工場の作業環境 |
騒音・振動・超音波・有害光線について理解する
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8週 |
化学工場の作業環境 |
温熱条件、酸素欠乏と換気について理解する
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4thQ |
9週 |
化学工場の作業環境 |
採光と照明、色彩と安全について理解する
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10週 |
化学プラントの安全 |
行動災害と設備災害を理解する
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11週 |
化学プラントの安全 |
安全管理と安全教育を理解する
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12週 |
化学工業の関連法令と資格 |
消防法など関係法令を理解する
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13週 |
危険性物質 |
危険性物質とその分類について理解する
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14週 |
危険性物質 |
危険性物質に関する法令について理解する
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15週 |
危険性物質 |
危険物取り扱い方法を理解する
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 平素の学習状況 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |