到達目標
【到達目標】
1.感染症を起こす細菌について説明できる。
2.感染症を起こすウイルスの特徴について説明できる。
3.微生物がつくる抗生物質について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.感染症を起こす細菌について説明できる。 | 1.感染症を起こす細菌について良く説明できる。 | 1.感染症を起こす細菌について説明できる。 | 1.感染症を起こす細菌について説明できない。 |
2.感染症を起こすウイルスの特徴について説明できる。 | 2.感染症を起こすウイルスの特徴について良く説明できる。 | 2.感染症を起こすウイルスの特徴について説明できる。 | 2.感染症を起こすウイルスの特徴について説明できない。 |
3.微生物がつくる抗生物質について説明できる。 | 3.微生物がつくる抗生物質について良く説明できる。 | 3.微生物がつくる抗生物質について説明できる。 | 3.微生物がつくる抗生物質について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習教育到達目標 (D)
説明
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JABEE基準1(2) (d)(3)
説明
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教育方法等
概要:
感染症を起こす微生物について学び,また微生物から作られるの抗生物質について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の進め方:学生と教師の双方向授業を基本とし,グループワークも取り入れ,考える授業を行う。
授業内容:微生物の基本的な知識の習得と,感染症対策と微生物について学ぶ。
注意点:
試験の成績を50%,平素の小テストおよび演習の評価50%の割合で総合的に評価する。なお,グループ学習の評価には学生自身が相互評価した個人の貢献度(80~12%)を加味する。
評価は中間と期末の評価の平均とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.導入:微生物と北里柴三郎(DVD鑑賞) |
日本の「微生物研究の父」である,北里柴三郎の偉大な業績について説明できる。
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2週 |
2.微生物学とは |
微生物学を学ぶ意義について説明できる。
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3週 |
3.細菌とはなにか |
細菌について説明できる。
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4週 |
4.細菌の遺伝学とは |
突然変異,遺伝子プラスミドについて説明できる。
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5週 |
5.感染症とは |
感染症を起こすまでのプロセスについて説明できる。
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6週 |
6.1 感染症を起こす細菌(1) |
院内感染を起こす細菌,ヘリコバクター・ピロリ菌,大腸菌,赤痢菌について説明できる。
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7週 |
6.2 感染症を起こす細菌(2) |
サルモネラ菌,コレラ菌,結核菌,乳酸菌について説明できる。
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8週 |
(中間試験) |
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2ndQ |
9週 |
7.1 感染症を起こすウイルス(1) |
ウイルスの特徴とワクチン,ヘルペスウイルス,パピローマウイルス,レトロウイルス,HIVウイルスについて説明できる。
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10週 |
7.2 感染症を起こすウイルス(2) |
風邪とウイルス,新型インフルエンザウイルス,ノロウイルス,エボラウイルスについて説明できる。
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11週 |
8.真菌とは |
カビ,キノコ,酵母の特徴について説明できる。
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12週 |
9.原虫が引き起こす感染症 |
赤痢アメーバ―,マラリア,原虫感染症の特徴につて説明できる。
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13週 |
10.1 化学療法(1) |
キノン系およびセフェム系抗菌薬の特徴について説明できる。
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14週 |
10.2 化学療法(2) |
抗HIV薬の特徴について説明できる。
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15週 |
10.3 化学療法(3) |
化学療法とワクチンの違いについて説明できる。
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16週 |
(前期末試験) |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 生物工学 | 微生物の増殖(増殖曲線)について説明できる。 | 2 | |
微生物の育種方法について説明できる。 | 2 | |
微生物の培養方法について説明でき、安全対策についても説明できる。 | 2 | |
アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。 | 2 | |
食品加工と微生物の関係について説明できる。 | 2 | |
抗生物質や生理活性物質の例を挙げ、微生物を用いたそれらの生産方法について説明できる。 | 2 | |
バイオテクノロジーの応用例(遺伝子組換え作物、医薬品、遺伝子治療など)について説明できる。 | 2 | |
バイオテクノロジーが従来の技術に対して優れている点について説明できる。 | 2 | |
遺伝子組み換え技術のリスクと安全策について説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト・演習 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |