到達目標
【到達目標】
1. グループで協調・協働し,自身の役割分担を理解し,多面的な観点から行動できる。
2. グループにおける合意形成を通じて,アイデアの創造,演示実験に向けたデザインやマネジメントができる。
3. 文献調査や特許検索を通じた情報収集により,実験テーマの創造性を複眼的・論理的に分析し,安全面を含め解決すべき問題点を発見できる。
4. 実験計画書および実験報告書の作成を期限内に行うことができる。
5. 演示実験のプレゼンテーションを効果的に行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | グループで協調・協働し,自身の役割分担を十分に理解し,多面的な観点から行動できる | グループで協調・協働し,自身の役割分担を理解し,多面的な観点から行動できる | グループで協調・協働し,自身の役割分担を理解し,多面的な観点から行動できない |
評価項目2 | グループで協調・協働し,自身の役割分担を十分に理解し,多面的な観点から行動できる | アイデアの創造,演示実験に向けたデザインやマネジメントができる | アイデアの創造,演示実験に向けたデザインやマネジメントができない |
評価項目3 | 演示実験のプレゼンテーションを極めて効果的に行うことができる | 演示実験のプレゼンテーションを効果的に行うことができる | 演示実験のプレゼンテーションを効果的に行うことができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学や生物の特徴を理解し,基礎研究や技術開発を行い,新たな価値を創造することが重要となっています。本実験では,これまでの講義や実験で修得した知識や技術を活用し,グループ毎にアイデアを創造し,演示実験に向けたデザイン,マネジメントを行う。また,実験計画書と実験報告書の作成および演示発表を行う。これらを通じて専門基礎知識および技術の応用力を養うとともに,地域学,創造性,論理的思考力・記述力,デザイン能力,マネジメント能力およびプレゼンテーション能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
実験計画書25%,実験報告書25%,演示実験25%,取り組み姿勢25%の割合で総合的に評価する。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション[1]:“研究と開発”とはどのようなことか講義形式で学ぶ。 |
講義の概要の理解
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2週 |
先行技術と文献調査[2]:先行技術とその文献調査(科学技術文献)の仕方について学ぶ。 |
文献調査方法の習得
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3週 |
発明と特許[3]:特許と特許検索および発明の特許化について学ぶ。 |
特許の仕組み理解
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4週 |
グループワーキング(1)[4-5]:実験テーマの調査と探索を行い,実験テーマを確定する。 |
テーマ探索
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5週 |
グループワーキング(1)[4-5]:実験テーマの調査と探索を行い,実験テーマを確定する。 |
テーマ探索
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6週 |
グループワーキング(2)[6]:実験計画を立案し,実験計画書を作成し,提出する。 |
計画書作成
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7週 |
グループワーキング(3)[7]:実験方法の素案を作成する。 |
実験方法案の作成
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8週 |
グループワーキング(4)[8]:実験方法の考案とともに,薬品・物品を調達し購入する。 |
実験方法の考案
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2ndQ |
9週 |
グループワーキング(5)[9-11]:実験を試行し,実験方法の改善を図る。 |
実験の試行・改善
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10週 |
グループワーキング(5)[9-11]:実験を試行し,実験方法の改善を図る。 |
実験の試行・改善
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11週 |
グループワーキング(5)[9-11]:実験を試行し,実験方法の改善を図る。 |
実験の試行・改善
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12週 |
グループワーキング(6)[12]:実験を完成させる。 |
実験の完成
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13週 |
グループワーキング(7)[13]:実験目的,方法,結果,考察,購入品の決算などを記した 実験報告書を作成し,提出する。
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実験報告書の作成
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14週 |
演示実験発表会[14]:グループ毎に演示実験の発表を行い,教員が評価する。 |
実験の実施
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15週 |
片づけ[15]:実験器具等を清掃し,実験室を整理・整頓する。 |
実験室の整頓
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 実験計画書 | 実験報告書 | 演示実験 | 取り組み姿勢 | 合計 |
総合評価割合 | 25 | 25 | 25 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 5 | 5 | 5 | 5 | 20 |
専門的能力 | 15 | 15 | 15 | 15 | 60 |
分野横断的能力 | 5 | 5 | 5 | 5 | 20 |