History of Western Architecture

Course Information

College Tokuyama College Year 2020
Course Title History of Western Architecture
Course Code 0023 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Civil Engineering and Architecture Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 西田雅嗣他、「建築の歴史;西洋・日本・近代」、2003年
Instructor Nakagawa Akiko

Course Objectives

1. 建築様式、都市の変遷と代表的建築様式の特徴を理解する。
2. 歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を深める。
3. 「世界に通用する」技術者を目指す者として、西洋の建築文化への理解を深め、近代建築成立への理解へ一助とすると共に、世界各国の建築文化を自ら学ぶ姿勢を養う。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築様式、都市の変遷について建築様式、都市の変遷について理解し、説明できる。建築様式、都市の変遷について理解している。建築様式、都市の変遷について理解できない。
代表的建築様式の特徴について代表的建築様式の特徴を理解し、説明できる。代表的建築様式の特徴を理解している。代表的建築様式の特徴を理解していいない。
歴史的に重要な建築家や思想家について歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を持ち、説明できる。歴史的に重要な建築家や思想家についての知識を持っている。歴史的に重要な建築家や思想家についての知識がない。

Assigned Department Objectives

到達目標 A 2 See Hide

Teaching Method

Outline:
① 建築技術者として必要とされる常識的知識を養うことを目的とする。 ② 建築の工法、構造の変化に伴う建築の変遷を理解する。
Style:
視覚的理解を助けるため、代表事例などはプロジェクター投影を活用する。視聴覚教材も利用する。授業内容を理解するために、予習復習のための学習ノートを活用する。その提出は期限を決めて行う。
Notice:
成績評価:必須レポート(年表シート)20%、中間レポート40%、期末レポート40%(いずれも、提出期限を守れるかどうかも評価対象とする。)を原則とする。
合格基準:60点以上を合格とする。
再試験:実施する。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 【授業内容】西洋建築史ガイダンス
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
西洋建築史を学ぶ意義、建築の発生と発達の要因についての説明、建築史、都市史変遷の概要の説明、学習ノート使用法のガイダンスを理解できる。
2nd 【授業内容】古代の建築1:古代オリエント建築・古代エジプト建築1
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
古代オリエント建築・古代エジプト建築について、その工法、時代背景を理解できる。
3rd 【授業内容】古代の建築2:ギリシア建築
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
古代ギリシア建築、都市計画、その工法、時代背景の説明を理解できる。
4th 【授業内容】古代の建築3:ローマ建築
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
古代ローマ建築、都市計画、社会基盤整備、その工法、時代背景の説明を理解できる。
5th 【授業内容】中世の建築1:古代末期・中世初期の建築、ビザンツ建築
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
初期キリスト教時代建築・ビザンツ建築の紹介。その時代背景の説明を理解できる。
6th 【授業内容】中世の建築2:ロマネスク建築
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
ロマネスク建築の紹介。その時代背景の説明。様式、構造変遷の説明を理解できる。
7th 【授業内容】中世の建築3:ゴシック建築
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
ゴシック建築の紹介。構造変遷、彫刻についての説明。その時代背景、状況の説明を理解できる。
8th 中間レポート作成
古代から中世までの西洋建築史について、年表シートとは別途、レポートにまとめることができる。
2nd Quarter
9th 【授業内容】近世の建築1:ルネサンス建築 1
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
イタリア・ルネサンス建築の代表的建築物、建築家の紹介、その時代背景、状況の説明を理解できる。
10th 【授業内容】近世の建築2:ルネサンス建築 2
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
フランス・ルネサンス建築、ヨーロッパ各国のルネサンス建築の代表的建築物、建築家の紹介、その時代背景、状況の説明を理解できる。
11th 【授業内容】近世の建築3: バロック建築1
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
イタリア・バロック、フランス・バロック建築の代表的建築物、街区計画、建築家の紹介、その時代背景、状況の説明を理解できる。
12th 【授業内容】近世の建築4: バロック建築2
【事後学習】年表シート整理(目安1H)
イギリス・バロック建築の代表的建築物、街区計画、ロココの代表的建築物、その他、ヨーロッパ諸国に於けるバロック建築について建築家の紹介、その時代背景、状況の説明を理解できる。
13th 【授業内容】近世の建築5: 新古典主義建築
【事後学習】年表シート整理(目安2H)
新古典主義建築の代表的建築物、建築家の紹介、その時代背景、各国の状況の説明を理解できる。
14th 【授業内容】近世の建築6: 歴主義建築
【事後学習】年表シート整理(目安2H)
歴史主義建築の代表的建築物、建築家の紹介、その時代背景、各国の状況の説明を理解できる。
15th 期末レポート作成 近世における西洋建築史について年表シートとは別途、レポートにまとめることができる。
16th レポートについてのフィードバック 前期の学習状況を振り返ることが出来る。

Evaluation Method and Weight (%)

中間レポート期末レポート年表シート課題Total
Subtotal404020100
基礎的能力1010020
専門的能力30301575
分野横断的能力0055