Course Objectives
①確率の基礎を理解し、教科書と同等レベルの計算問題を60%以上正答できる。
②統計の基礎を理解し、教科書と同等レベルの計算問題を60%以上正答できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1:確率 | 確率および確率変数に関する計算が十分にできる(80%以上)。 | 確率および確率変数に関する計算ができる(70%程度)。 | 確率および確率変数に関する計算が不十分である(60%未満)。 |
評価項目2:統計 | 標本による母集団の統計的推定や統計的検定の考え方を十分理解し、簡単な事例について正確に実行できる(80%以上)。 | 標本による母集団の統計的推定や統計的検定の考え方を理解し、簡単な事例について実行できる(70%程度)。 | 標本による母集団の統計的推定や統計的検定の考え方を理解が不十分で、簡単な事例についても実行できない(60%未満)。 |
Assigned Department Objectives
到達目標 A 1
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JABEE c-1
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Teaching Method
Outline:
確率・統計は、大量生産技術の進展に伴う品質管理等への活用や、近年では社会科学の方面でも応用が進んでいることから、技術者にとって必須の知識である。確率分野では、順列・組合せの復習から出発し、確率の計算や確率変数およびその期待値・分散・標準偏差の考え方と計算方法を学ぶ。統計分野では、母集団から標本を抽出し、その標本をもとにして母集団の特性を推定および検定する手法を学ぶ。
Style:
授業は原則、教科書に沿って、掲示資料を用いて進める。掲示資料は授業後に共有する。
また、主要な単元ごとで理解度を確認するために演習課題を授業時間内に課し、その成果に基づいて成績を決定する。
なお、教室外学修として、実施を全員に課す必須課題、実施する/しないを本人に委ねる任意課題を課す。
任意課題を実施した学生に対しては、成績評価に加味する。
Notice:
所定の出席日数を満たし、提示した必須課題を全て提出した学生に対する最終成績は以下に基づいて決定する。
演習課題100点満点(単元ごと等、複数回に分散して実施)に対する獲得点数:60点以上獲得で合格とする。
ただし、任意課題実施した学生はこの限りではない。
演習課題を実施する場合は、対象範囲等を事前に予告する。また、演習課題において、正答できていなかった場合でも、所定の期日までに正しい過程を経て、正答できるようになったものに対しては、部分的な加点対象とする。
授業内容を理解するためには演習課題・任意課題だけを実施するだけではなく、予習復習をしておくこと。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
順列・組み合わせおよび二項定理 |
順列および組み合わせの計算方法を復習し、教科書の演習問題を正答できる。 パスカルの三角形を理解し、二項定理を用いた展開式ができる。
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2nd |
確率の性質 |
確率の定義や基本的性質を理解し、教科書の演習問題を正答できる。
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3rd |
条件付き確率 |
確率の定義および基本的性質を理解し、教科書の演習問題を正答できる。
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4th |
演習① |
教科書の章末問題等を正答できる。
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5th |
確率変数 |
確率変数の考え方を理解し、簡単な試行に関する確率変数および確率分布関数を求めることができる
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6th |
期待値と分散および標準偏差 |
期待値と分散および標準偏差の考え方を理解し、様々な確率変数に対する期待値と分散の計算ができる。
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7th |
二項分布とポアソン分布 |
二項分布とポアソン分布の性質を理解し、それらを用いた事象に関する計算ができる。
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8th |
モーメント母関数 |
モーメント母関数の考え方を理解し、簡単な確率変数におけるモーメント母関数を導出できる。
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4th Quarter |
9th |
演習② |
教科書の章末問題等を正答できる。
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10th |
母集団と標本 |
標本の抽出法や整理法について理解し、簡単な事例に関する統計量の計算ができる。
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11th |
2変量の解析 |
簡単な2変量の標本に関して、相関係数および回帰直線の計算ができる。
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12th |
正規分布と標準正規分布 |
正規分布および標準正規分布の定義・性質を理解し、標準正規分布に従う簡単な事例に関する計算ができる。
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13th |
正規分布の標準化 |
正規分布の標準化を実行し、正規分布に従う簡単な事例に関する計算ができる。
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14th |
統計的推定 |
母集団が正規分布に従うの場合の簡単な事例について、統計的推定が実行できる。
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15th |
統計的検定 |
母集団が正規分布に従うの場合の簡単な事例について、統計的検定が実行できる。
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16th |
授業のまとめ |
授業で学んだ内容を再度確認することができる。
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 演習 | レポート | 相互評価 | 授業態度 | その他 | Total |
Subtotal | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |