Course Objectives
・最高強度を目指したモルタル圧縮強度コンペを通じて,既存性能の突破や新材料を活用することの困難さを経験する
・コンペに際し工夫した点や得られた成果・知見を的確にまとめ,伝える(プレゼンする)能力を養う
・異分野異業種の新素材を探索し,建設分野への応用をレポートする
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
既存性能の突破や新材料活用に関する経験 | これらの困難さを理解し,課題解決のためのアプローチを自分なりに考えることができる | これらの困難さを理解し,経験する | コンペは経験するものの,これらの困難さを理解できない |
コンペで得た成果のアウトプット | コンペの意図を理解し,創意工夫によって自分なりの課題を解決し,概要を分かりやすく説明できる | 創意工夫によって試験体を作製し,強度試験を実施する | 試験体作成に失敗し,圧縮強度試験を実施できない |
新素材活用レポート | 新素材を発見し,実用的な応用方法を提案する | 新素材を発見し,応用方法を考える | 新素材を発見できない |
Assigned Department Objectives
到達目標 A 1
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JABEE d-1
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Teaching Method
Outline:
建設分野における先端材料や先端技術について学び,先端技術開発の難しさを理解した上で,異分野材料の応用や実適用を考える
本科目は民間の研究所で先端材料開発に従事した教員がその経験を活かし,新材料の考案・ブレインストーミング・評価を講義や演習形式で展開する。
Style:
座学に加え,最高強度強度試験体の作製コンペやプレゼンなど能動的な活動を班単位で実施する
Notice:
プレゼンテーションおよびレポートによるアウトプットを評価も行うので評価方法を確認する
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
導入 班分け レギュレーション説明 |
コンペの目的を理解して全体計画をたてる
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2nd |
配合計画・材料選定 |
モルタルの配合設計を理解し,必要な材料を選定できる
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3rd |
試験体作製方法検討 |
設計した配合に適する試験体作製方法を検証できる
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4th |
試験体作製 |
計画に基づき,試験体を作製することができる。不測の事態に適切に対処する
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5th |
プレゼン資料準備 |
得られた成果を的確にまとめることができる
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6th |
講義1 プレゼン資料準備 |
先端技術開発の困難さを事例をもとに理解する 得られた成果を的確にまとめることができる
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7th |
先端材料活用レポート課題説明・強度試験準備 |
レポートの目的を把握する。最適な強度を得るための準備を行う
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8th |
圧縮強度試験(コンペ) |
コンペの実施
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4th Quarter |
9th |
プレゼン資料作成 |
得られた成果を的確にアウトプットする
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10th |
プレゼン1 |
得られた成果を的確にアウトプットする。議論を展開する。
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11th |
プレゼン2・レポート作成 |
得られた成果を的確にアウトプットする。議論を展開する。
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12th |
授業2(先端材料) |
建設分野における最新工法,最新材料について学ぶ
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13th |
授業3(特殊コンクリート) |
高流動コンクリート,水中不分離性コンクリート,プレキャストコンクリートについて理解する
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14th |
レポート総括 |
異分野材料を建設分野へ実用化することを考える
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15th |
授業総括 |
授業で得たものを自己分析する
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16th |
期末試験レビュー |
期末試験の理解度を確認する
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Evaluation Method and Weight (%)
| 期末試験 | 発表 | レポート | コンペ | Total |
Subtotal | 20 | 40 | 30 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 10 | 0 | 30 |
専門的能力 | 10 | 10 | 10 | 5 | 35 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 10 | 5 | 35 |