Dynamics of Structure

Course Information

College Tokuyama College Year 2017
Course Title Dynamics of Structure
Course Code 0151 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 1
Department Department of Civil Engineering and Architecture Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 1
Textbook and/or Teaching Materials 柴田明徳:最新耐震構造解析(森北出版) (参考)A.K.Chopra:Dynamics of Structure Prentice Hall
Instructor Hara Takashi

Course Objectives

振動解析手法を理解し、構造物の振動特性を理解する。また、これらの知識をもとに耐震設計法の基本事項を理解する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 振動現象の基本がわかる十分理解できている概ね理解している理解が十分ではない
評価項目2 振動現象の設計への適用法が分かる十分理解でき、適用できる概ね理解している理解が十分ではない

Assigned Department Objectives

JABEE d-1 See Hide
到達目標 C 1 See Hide

Teaching Method

Outline:
耐震設計の基礎となる振動解析手法を、1自由度系の振動方程式を解き、数値解析を行うことにより、理解を深める。また、2自由度系構造を題材として多自由度系構造物の解析手法を理解する。あわせて耐震解析の基礎事項となる、応答スペクトル、応答解析手法を学ぶ。
Style:
講義は各項目について、解析式の誘導をおこない、数式処理ソフトによる解析結果を利用して、解析式の意図するものやその意義を明確にする。また、各項目については演習課題をレポートとし、自学自習の道しるべとする。また、各単元の内容を確実に身につけるために、予習復習が必須である。予習は授業ノートを参考にし、復習は各時間についてのレポートを利用してください。
Notice:

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st オリエンテーションと振動学基礎 地震のメカニスムと地震被害。単振動の分析と構造のモデル化。(レポート1)
2nd 1自由度系の非減衰自由振動 1自由度系非減衰自由振動の方程式の誘導と解法。
(レポート2)
3rd 1自由度系の非減衰強制振動 1自由度系非減衰強制振動の方程式の誘導と解法。
(レポート3)
4th 1自由度系の減衰自由振動 1自由度系減衰自由振動の方程式の誘導と解法。
(レポート4)
5th 1自由度系の減衰強制振動 1自由度系減衰強制振動の方程式の誘導と解法。
(レポート5)
6th 1自由度系の応答の数値解析 数値積分法、加速度法による解析。(レポート6)
7th 地震応答スペクトル 地震応答スペクトルの数値解析法と演習。(レポート7)
8th 多自由度系の振動方程式の誘導 2自由度系の振動方程式の誘導。多自由度系の振動方程式の考え方。(レポート8)
4th Quarter
9th 中間試験 1自由度系の振動解析法と応答挙動、スペクトルの特性に関する理解を問う。
10th 多自由度系の非減衰自由振動 2自由度系の固有値、固有モードと応答解析。
(レポート9)
11th 多自由度系の減衰自由振動 減衰の考え方と応答解析。(レポート10)
12th 多自由度系の強制振動(1) 2自由度系の正弦波外力による応答解析。
(レポート11)
13th 多自由度系の強制振動(2) 数値積分法、加速度法、モーダルアナリシスによる解析。(レポート12)
14th 耐震設計の考え方 許容応力度設計法、限界耐力計算法概論。(レポート13)
15th 期末試験・答案返却など 多自由度方程式の解析法。各種耐震設計法の考え方に対する理解を問う。答案返却、レポート不備箇所の補充、授業評価。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70300000100
基礎的能力4020000060
専門的能力3010000040