科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 体育
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ステップアップ高校スポーツ(大修館)
担当教員 山本 浩貴,麻草 淳,勝野 太介

到達目標

①関心・意欲・態度:各種目の特性を理解し、技能・体力の向上に向けた取り組みができる。
②運動技能:運動・ゲームを構成する基本的な技術を習得し、効果的なプレーができる。
③責任・貢献・協調性:集団における自己の役割を自覚し、能力に応じた貢献ができる。
岐阜高専ディプロマポリシー:(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標①各種の運動に対して体力・技能・知識の向上を目指した取り組みができる各種の運動に取り組むことができる各種の運動に対して取り組むことができない
到達目標② 運動・ゲームを構成する技術を習得し、効果的なプレーができる運動・ゲームを構成する基本的な技術が身に付いている運動・ゲームを構成する基本的な技術が身に付いていない
到達目標③集団における自己の役割を自覚し授業の運営・チーム力の向上に貢献できる集団における自己の役割を自覚し能力に応じた貢献ができる集団における自己の役割を自覚できず能力に応じた貢献もできない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
以下の種目を実施する
・前期:陸上競技(50m走、走り幅跳び、砲丸投げ) ・体力テスト・水泳・各種チームスポーツ
・後期:・バスケットボール ・ウェイトトレーニング  
授業の進め方・方法:
・前期:個人種目や体力テストを実施し、各自の記録測定値から運動能力や体力値を把握し、それぞれが向上できるような技術の理解・習得と体力の向上に取り組む。
・後期:チームスポーツをする中で、集団での技能向上及び個人の技能向上を図り、競技技能の習得やコミュニケーション能力の向上、協調性や公平性など人間力を高める。
・筋力レト―ニングの実践では、筋力向上を目標として計画し、積極的に取り組み努力する姿勢を養う。
・(事前準備の学習) 「ステップアップ高校スポーツ」にて、技術的なポイントやルールを確認して授業に臨むと良い。
・英語導入計画:Technical terms
※授業内容は、健康・安全面への配慮から、天候等により変更することがある。
注意点:
・学校指定の服装を着用すること。
・けが防止・安全上の観点から、授業中は携帯電話の保持やアクセサリー類の着用を禁止する。
・感染症対策・その他安全対策について、注意事項や指示を厳守して取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(感染症対策・安全対策、実技受講の心得、その他諸注意) 受講に関して必要なことにを理解する
2週 基礎体力運動と個人種目:陸上 短距離走 
基礎体力の強化・短距離走レベルの把握
3週 基礎体力運動と個人種目:陸上 50M走・ハンドボール投げ
基礎体力の強化・走力・投力レベルの把握と向上
4週 体力テスト グループ測定 室内種目(長座体前屈・上体起こし・握力・立幅跳・上体起)
体力テストを通して、様々な体力要素と自らの体力値の理解を深める
5週 体力テスト 心肺持久力種目(シャトルランテスト)
体力テストを通して、様々な体力要素と自らの体力値の理解を深める
6週 基礎体力運動と個人種目:陸上 跳躍(走幅跳)①
基礎体力の強化・走り幅跳び技能の向上
7週 基礎体力運動と個人種目:陸上 跳躍(走幅跳)②
基礎体力の強化・走り幅跳び技能の向上
8週 基礎体力運動と個人種目:陸上 投てき(砲丸投)①
基礎体力の強化・砲丸投げ技能の向上
2ndQ
9週 基礎体力運動と個人種目:陸上 投てき(砲丸投)②
基礎体力の強化・砲丸投げ技能の向上
10週 水泳 泳力テスト
自己の泳力を把握する
11週 水泳 (クロール・平泳・水球)班別練習と班別対抗試合
泳法の基本を習得し技能を高める(楽に長く泳ぐ) 
水球によるチームワークづくり
12週 水泳 (クロール・平泳・水球)班別練習と班別対抗試合

泳法の基本を習得し技能を高める(楽に長く泳ぐ) 
水球によるチームワークづくり
13週 水泳 (クロール・平泳・水球)班別練習と班別対抗試合
泳法の基本を習得し技能を高める(楽に長く泳ぐ) 
水球によるチームワークづくり
14週 水泳 泳力テスト(3分間泳)
テストにより泳力向上への取り組みについて確認する
15週 前期体育実技のまとめ 前期の取り組みをまとめる 後期授業への準備
16週
後期
3rdQ
1週 球技大会 種目別練習…班別練習
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)

球技大会に向け各種目ごとに協力してグループ練習
2週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)

球技大会に向け各種目ごとに協力して練習成果を試す
3週 バスケットボール 基本技術の習得(ハンドリング・パス・ドリブル・シュートなど基本練習) ハーフコート3対3でのゲーム 
バスケットボールの技術上達を図る 基本技術と対人技能・グループ学習
マンツーマンディフェンスへの理解を深める
4週 バスケットボール 基本技術の習得(ハンドリング・パス・ドリブル・シュートなど基本練習) ハーフコート3対3でのゲーム バスケットボールの技術上達を図る 基本技術と対人技能・グループ学習
マンツーマンディフェンスへの理解を深める
5週 バスケットボール 基本技術の習得(ハンドリング・パス・ドリブル・シュートなど基本練習) ハーフコート3対3でのゲーム

バスケットボールの技術上達を図る 基本技術と対人技能・グループ学習
マンツーマンディフェンスへの理解を深める
6週 バスケットボール 基本技術の習得(ハンドリング・パス・ドリブル・シュートなど基本練習) 5対5でのゲーム
バスケットボールの技術上達を図る 基本技術と対人技能・グループ学習
ゾーンディフェンスへの理解を深める
7週 バスケットボール 基本技術の習得(ハンドリング・パス・ドリブル・シュートなど基本練習) 5対5でのゲーム
バスケットボールの技術上達を図る 基本技術と対人技能・グループ学習
ゾーンディフェンスへの理解を深める
8週 技能テスト:シュート、ドリブル (測定) 基本的な技能テストで自己の能力を把握し、技能の向上につなげる
4thQ
9週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦①)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)
バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
10週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦②)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)
   
バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
11週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦③)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)

    
バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
12週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦④)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)

     
バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
13週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦⑤)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)

バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
14週 バスケットボール 基本と応用技術の習得(基本練習・チーム練習・リーグ戦⑥)
ウェイトトレーニングの実施(マシーンを使ったレジスタンストレーニング)
 
バスケットボールの戦術や戦略を考慮して取り組む 
マシンを使用した筋力トレーニングに取り組み筋力向上を図る
15週 技能テストとまとめ:ドリブルシュート(タイム測定) 1年間の体育時実技のまとめ バスケットボールの技能レベルの自己評価
体育実技1年間の自己評価
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。3前1,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。3前1,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。3前1,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。3前4,前5,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。3前4,前5,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。3前4,前5,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。3前2,前3,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。3前2,前3,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。3前2,前3,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後3,後4,後5,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
基盤的資質・能力自己理解自己理解自分の経験や活動を振り返り、自分の考え方や価値観などを認知できる。3前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。3前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。3前6,前7,前8,前9,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。3前6,前7,前8,前9,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。3前6,前7,前8,前9,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。3前6,前7,前8,前9,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。3前6,前7,前8,前9,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
倫理観倫理観自分の判断や行動、及びそれらがもたらす結果や影響について、倫理的観点から検討、評価できる。3前6,前7,前9,後15
自分の判断や行動の基盤となる倫理観を振り返り、表現できる。3前15,後15

評価割合

関心・意欲・態度運動技能責任・貢献・協調性合計
総合評価割合1404020200
前期702010100
後期702010100