概要:
電気を学ぶ上で基本的に知っておかなければならないことをまとめる。直流・交流・波形などについて基本的事項を学ぶ。電気の基本的考え方をみにつけることができる。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進むので、教科書の問題をしっかりと解くと実力がつく。また、電気では通常目に見えないことをあつかうので、この現象は何に似ている、この現象はどのように扱うべき、などと常に考えるとよい。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
基本的な事項をまとめていくが、数学等の知識を要する部分もあるので、分からないことがあれば後回しにせず、その場で質問して解決していくとよい。
学習・教育目標: (D-4)100%
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | 後1 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | 後1 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 2 | 後2 |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 2 | 後11 |
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 2 | 後13 |
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 1 | 後11 |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 2 | 後13 |
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。 | 1 | 後11 |
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。 | 1 | 後2 |
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。 | 1 | 後11 |
RL直列回路やRC直列回路等の単エネルギー回路の直流応答を計算し、過渡応答の特徴を説明できる。 | 1 | 後14 |
電磁気 | 電荷及びクーロンの法則を説明でき、点電荷に働く力等を計算できる。 | 1 | 後5 |
電界、電位、電気力線、電束を説明でき、これらを用いた計算ができる。 | 1 | 後5 |
導体の性質を説明でき、導体表面の電荷密度や電界などを計算できる。 | 2 | 後5 |
静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 1 | 後6 |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 1 | 後6 |
電子工学 | 電子の電荷量や質量などの基本性質を説明できる。 | 1 | |
原子の構造を説明できる。 | 1 | |
情報系分野 | その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 1 | |