数値計算法その他の基本アルゴリズムおよびそれを用いた問題解決能力を身につけるとともに,実践的なプログラミング技術を身につける.以下に具体的な学習・教育目標を示す.
① 数値計算のアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
② ソート・サーチのアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
③ 再帰のアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
④ データ構造のアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
⑤ 木のアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
⑥ グラフのアルゴリズムを理解しプログラミング技術を身につける
岐阜高専ディプロマポリシー:(D)および(E)
概要:
数値計算法その他の基本アルゴリズムおよびそれを用いた問題解決能力を身につけるとともに,実践的なプログラミング技術を身につける.
また、授業はPythonで行い,ニューラルネットとAIの基礎も学ぶ.
授業の進め方・方法:
基本アルゴリズム学習は教科書に沿った説明及び演習を行う。
授業はPythonで行うので、C言語との違いを意識する。
(事前準備の学習)Pythonによるはじめてのアルゴリズム入門の予習をしておくとよい。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
C言語の知識を前提としてPythonを使って授業を行う。
授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前14 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前9,前10 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前12,前13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 前1,前2,前11 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前1 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | 前1 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 3 | 前1 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 前1 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 前1,前3,前11 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 前1 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 前1 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 前1 |
情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | 前1 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | 前1,前2 |
変数の概念を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
データ型の概念を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 4 | 前1 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 4 | 前1 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前1 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | 前4 |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野(実験・実習能力) | 情報系分野(実験・実習能力) | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前1,前2 |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 2 | 前2 |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 2 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前12,前13 |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 2 | 前1,前11 |