概要:
測量に必要な機器の特性を理解し、取扱方法を習得する。基本的な測量(計測)方法を習得・達成することで、簡単な地形図が作成できる。
授業の進め方・方法:
測量学Ⅰの講義内容を実践するため、測量学Ⅰの講義の進行から理解が遅れないようにする。測量成果は、実習を実施した日に整理しておくこと。器械と時間に制限があるために積極的に実習に取り組むこと。また、測量士補の資格取得を目標として、理解を深めるとともに自己啓発に努めること。英語導入計画:Technical terms
注意点:
成績評価の方法:
前期:課題提出(90点)、実技試験1回(10点)、得点率(%)で成績をつける。
後期:課題提出(90点)、実技試験1回(10点)、得点率(%)で成績をつける。
学年:前・後期の重みを等しくして合計し、得点率(%)で成績をつける。
学習・教育目標 (D-3 計測・制御系)100%
授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必要である。なお実技試験により実験スキルを評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス(ALのレベルC) |
測量器具に共通の取り扱いや校内での測量についての注意点を理解している。
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2週 |
距離測量 スチールテープ、エスロンテープ、歩測による方法1(ALのレベルC) |
スチールテープ、エスロンテープ、歩測の特徴を理解し、器具を使って測量できる。
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3週 |
距離測量 スチールテープ、エスロンテープ、歩測による方法2(課題説明)(ALのレベルC) |
スチールテープ、エスロンテープ、歩測の特徴を理解し、器具を使って測量できる。
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4週 |
角測量 器械の取扱い1(ALのレベルC) |
角測量機器の特徴を知り、取り扱える。
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5週 |
角測量 器械の取扱い2(ALのレベルC) |
角測量機器を平地で据え付けられる。
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6週 |
角測量 器械の取扱い3(ALのレベルC) |
角測量機器を平地で据え付けられる。
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7週 |
角測量 器械の取扱い4(ALのレベルC) |
角測量機器を荒れ地で据え付けられる。
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8週 |
角測量 実技試験(据付)(ALのレベルC) |
角測量機器を決められた時間内に据え付けられる。
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2ndQ |
9週 |
角測量 単測法1(ALのレベルC) |
単測法の特徴を理解し、測量できる。
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10週 |
角測量 単測法2(ALのレベルC) |
単測法の特徴を理解し、測量できる。
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11週 |
角測量 方向観測法1(ALのレベルC) |
方向観測法の特徴を理解し、測量できる。
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12週 |
角測量 方向観測法2(ALのレベルC) |
方向観測法の特徴を理解し、測量できる。
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13週 |
トラバース測量 測角1(ALのレベルC) |
トラバース測量の選点方法を理解している。
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14週 |
トラバース測量 測角2(ALのレベルC) |
トラバース測量を理解し、測角できる。
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15週 |
トラバース測量 測角3(ALのレベルC) |
トラバース測量を理解し、測角できる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
トラバース測量 測角4(ALのレベルC) |
トラバース測量を理解し、測角できる。
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2週 |
トラバース測量 測角5(課題説明)(ALのレベルC) |
トラバース測量の計算を進め、測量精度の判定ができる。
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3週 |
トラバース測量 測角6(ALのレベルC) |
トラバース測量の計算を進め、測量精度の判定ができる。
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4週 |
実技試験(測角)(ALのレベルC) |
角測量機器によって、決められた時間内に単測法で測量できる。
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5週 |
実技試験(測角)(ALのレベルC) |
角測量機器によって、決められた時間内に単測法で測量できる。
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6週 |
平板測量 器械の取扱い(ALのレベルC) |
平板測量の器具の特徴を知り、取り扱いできる。
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7週 |
平板測量 細部測量1(ALのレベルC) |
平板測量の器具の特徴を知り、据え付けできる。
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8週 |
平板測量 細部測量2(ALのレベルC) |
トラバース測量の成果を元に、平板測量で細部測量できる。
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4thQ |
9週 |
平板測量 細部測量3(ALのレベルC) |
トラバース測量の成果を元に、平板測量で細部測量できる。
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10週 |
平板測量 細部測量4(課題説明)(ALのレベルC) |
測点を増設して、測量できる。
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11週 |
平板測量 細部測量5(ALのレベルC) |
平板測量の成果を製図にできる。
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12週 |
平板測量 細部測量6(ALのレベルC) |
平板測量の成果を製図にできる。
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13週 |
水準測量の方法、器具・器械の取扱い・点検調整法 (ALのレベル B) |
水準測量の方法、器具・器械の取扱い・点検調整法を理解する。
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14週 |
水準測量の方法、器具・器械の取扱い・点検調整法 (ALのレベル B) |
水準測量の方法、器具・器械の取扱い・点検調整法を理解する。
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15週 |
水準測量(昇降式) 昇降式観測 (ALのレベル A) |
昇降式観測を理解する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前5 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前1,前4,前14,後3 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前1,前14,後3 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後3 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後3,後11,後12 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前1 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前1 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前1 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前1 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 建設系分野(実験・実習能力) | 建設系分野(実験・実習能力) | 距離測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前1,前3,前4 |
トラバース測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
水準測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | |
セオドライトによる角測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 4 | 前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |