環境工学2

Course Information

College Anan College Year 2015
Course Title 環境工学2
Course Code 0049 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department 建設システム工学科(平成25年度以前入学生) Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 資料を配布する/環境バイオテクノロジー 多田雄一(三恵社)
Instructor

Course Objectives

1.生体系保全の重要性と課題を理解する。
2.環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解する。
3.上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、土木技術者として水環境問題を解決する実践力を磨く。

Rubric

理想的な到達レベル標準的な到達レベル未到達レベル
到達目標1生体系保全の重要性と課題を理解し、その解決策を提案できる。生体系保全の重要性と課題を理解している。生体系保全の重要性と課題を理解していない。
到達目標2環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解し、その解決策を提案できる。環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解している。環境影響評価制度を理解し、沿岸域の現状、保全に向けての課題を理解していない。
到達目標3上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、自ら課題解決法を提案できる。上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解し、説明できる。上下水道について歴史や背景、浄化、処理のメカニズムを理解していない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
前半は、生体系保全や環境影響評価について学ぶ。後半は、環境工学1で学んだ上下水道についてさらに専門的な知識を深めるために物理化学的な側面からみた浄化の仕組みや、微生物反応による排水処理システムの仕組みについて学ぶ。また最新のバイオテクノロジーを理解することで、水環境分野の発展性、方向性について理解を深める。
Style:
Notice:
本講義では、現在までに履修してきた化学、物理学、水理学などの知識を必要とする。これらについて十分に復習しておくこと。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 生態系とその保全 (1)生態系の仕組みと成り立ち
(2)生物多様性の恵みと危機
(3)外来種問題
(4)生態系を保全するための法制度
2nd 生態系とその保全 (1)生態系の仕組みと成り立ち
(2)生物多様性の恵みと危機
(3)外来種問題
(4)生態系を保全するための法制度
3rd 生態系とその保全 (1)生態系の仕組みと成り立ち
(2)生物多様性の恵みと危機
(3)外来種問題
(4)生態系を保全するための法制度
4th 環境影響評価 (1)環境影響評価の目的と手続
(2)ミチゲーション
(3)徳島県における沿岸開発と環境影響評価事例
5th 環境影響評価 (1)環境影響評価の目的と手続
(2)ミチゲーション
(3)徳島県における沿岸開発と環境影響評価事例
6th 沿岸域生態系の開発、保全、再生 (1)干潟生態系の仕組みと重要性
(2)干潟の減少、開発の歴史
(3)干潟開発から保全、再生へ
7th 沿岸域生態系の開発、保全、再生 (1)干潟生態系の仕組みと重要性
(2)干潟の減少、開発の歴史
(3)干潟開発から保全、再生へ
8th 中間試験
4th Quarter
9th 上水道1 (1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過
(2)膜処理
10th 上水道1 (1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過
(2)膜処理
11th 上水道1 (1)凝集沈殿、急速濾過、緩速濾過
(2)膜処理
12th 下水道2 (1)微生物による有機物除去
(2)分生物学的手法を用いた微生物解析
13th 下水道2 (1)微生物による有機物除去
(2)分生物学的手法を用いた微生物解析
14th 環境バイオテクノロジー (1)ビイオレメディエーション
(2)組み換え微生物による環境変化
15th 環境バイオテクノロジー (1)ビイオレメディエーション
(2)組み換え微生物による環境変化
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal80000200100
基礎的能力3000010040
専門的能力300005035
分野横断的能力200005025