Course Objectives
1.信頼性工学の必要性について理解する。
2.データの簡単な統計的解析が理解できる。
3.簡単な信頼性工学上の用語が理解できる。
Rubric
| 理想的な到達レベル | 標準的な到達レベル | 未到達のレベル |
到達目標1 | 信頼性工学の必要性について的確に説明できる。 | 信頼性工学の必要性について説明できる。 | 信頼性工学の必要性について説明できない。 |
到達目標2 | データの統計的解析について的確に説明し計算することができる。 | データの簡単な統計的解析について説明し計算することができる。 | データの簡単な統計的解析について説明し計算することができない。 |
到達目標3 | 簡単な信頼性工学上の用語について的確に説明できる。 | 簡単な信頼性工学上の用語について説明できる。 | 簡単な信頼性工学上の用語について説明できない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
信頼性工学の工学問題への適用がISO2394で推奨され、その重要性が増していたが、2013年には改訂がなされ、信頼性理論の工学問題への適用は常識となってしまった。講義では、信頼性評価の基礎となるデータの統計的解析について理解し、基礎となる用語・概念について理解する。改訂によって導入されたリスクの概念も理解する。注意:機械系の学生にも理解できる内容に努めるが、建設でも仕様設計から性能設計に移行し、信頼性理論の考えが必須と成なっている。
Style:
Notice:
確立統計学の基礎知識(平均・分散等の程度)を前提に、平易に解説します。演習では電卓程度の簡単な計算を実施します。学生の理解度と日程により講義の進行や内容を変更することがあります。機械系学生も積極的に参加して下さい。課題は、所定の様式を使い、氏名等の必要事項を記載し、期限厳守のこと。欠課の場合は、当日の授業での課題の有無を確認し、速やかに所定様式を取りに来ること。
Course Plan
|
|
|
Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
信頼性と信頼性工学 |
1)信頼性・安全性・リスク 2)信頼性に関係する種々の不確定要因について説明できる。
|
2nd |
信頼性と信頼性工学 |
1)信頼性・安全性・リスク 2)信頼性に関係する種々の不確定要因について説明できる。
|
3rd |
信頼性の基礎数理 |
1)確立論の基礎・信頼性の基本量 2)故障率のパターン・故障時間の確立分布について説明できる。
|
4th |
信頼性の基礎数理 |
1)確立論の基礎・信頼性の基本量 2)故障率のパターン・故障時間の確立分布について説明できる。
|
5th |
信頼性の基礎数理 |
1)確立論の基礎・信頼性の基本量 2)故障率のパターン・故障時間の確立分布について説明できる。
|
6th |
信頼性データの統計的解析 |
1)統計データの処理・確率分布のあてはめ・母数の推定・適合度検定について説明し計算できる。
|
7th |
信頼性データの統計的解析 |
1)統計データの処理・確率分布のあてはめ・母数の推定・適合度検定について説明し計算できる。
|
8th |
中間試験 |
|
2nd Quarter |
9th |
システムの信頼性 |
1)直列・並列システムの信頼性 2)一般的システムの信頼性 3)信頼性設計について説明できる。
|
10th |
システムの信頼性 |
1)直列・並列システムの信頼性 2)一般的システムの信頼性 3)信頼性設計について説明できる。
|
11th |
システムの信頼性 |
1)直列・並列システムの信頼性 2)一般的システムの信頼性 3)信頼性設計について説明できる。
|
12th |
故障(破損)モードの同定 |
1)FMEA/FMECA・FTA/ETAについて説明できる。
|
13th |
構造物の信頼性工学 |
1)構造物の破損 2)基本的な信頼性解析モデル 3)安全率と信頼性指標との関係 4)信頼性指標βの計算法 5)構造システムの信頼性評価 6)他 について説明し計算できる。
|
14th |
構造物の信頼性工学 |
1)構造物の破損 2)基本的な信頼性解析モデル 3)安全率と信頼性指標との関係 4)信頼性指標βの計算法 5)構造システムの信頼性評価 6)他 について説明し計算できる。
|
15th |
構造物の信頼性工学 |
1)構造物の破損 2)基本的な信頼性解析モデル 3)安全率と信頼性指標との関係 4)信頼性指標βの計算法 5)構造システムの信頼性評価 6)他 について説明し計算できる。
|
16th |
構造物の信頼性工学 |
1)構造物の破損 2)基本的な信頼性解析モデル 3)安全率と信頼性指標との関係 4)信頼性指標βの計算法 5)構造システムの信頼性評価 6)他 について説明し計算できる。
|
Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 50 |
専門的能力 | 25 | 0 | 0 | 0 | 25 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |