応用構造力学

Course Information

College Anan College Year 2015
Course Title 応用構造力学
Course Code 0062 Course Category MC / Elective
Class Format Lecture Credits : 2
Department 構造設計工学専攻(平成30年度以前入学生) Student Grade Adv. 2nd
Term Second Semester Classes per Week 4
Textbook and/or Teaching Materials 使用しない。必要に応じて配布する。/構造力学第2版 下 不静定編(森北出版)
Instructor Moriyama Takuro

Course Objectives

1.エネルギー法を用いて、はりのたわみが算定できる。
2.不静定次数の低い簡単な不静定ばりの支点反力が算定できる。
3.マトリックス構造解析により、ばねモデルや簡単なトラス構造の変位や力などが算定できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エネルギー法を用いて、はりのたわみの算定が確実にできる。エネルギー法を用いて、はりのたわみの算定がほぼできる。エネルギー法を用いて、はりのたわみの算定がほとんどできない。
評価項目2不静定次数の低い簡単な不静定ばりの支点反力の算定が確実にできる。不静定次数の低い簡単な不静定ばりの支点反力の算定がほぼできる。不静定次数の低い簡単な不静定ばりの支点反力の算定がほとんどできない。
評価項目3マトリックス構造解析により、ばねモデルや簡単なトラス構造の変位や力などの算定が確実にできる。マトリックス構造解析により、ばねモデルや簡単なトラス構造の変位や力などの算定がほぼできる。マトリックス構造解析により、ばねモデルや簡単なトラス構造の変位や力などがほとんど算定できない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
構造力学の概念は、あらゆる構造物の設計において重要である。本講義では、本科の材料力学及び構造力学の応用として、前半はエネルギー法と不静定構造を解説し後半はマトリックス構造解析法について解説する。これらの構造力学の応用的な概念について理解を深めることを目標とする。
Style:
Notice:
力学理論を理解するためには、問題を数多く解くことが必要である。授業では、例題をできるだけ多く解説した後、宿題として演習問題を出題するので、各自十分に考えながら回答し、内容の理解を深めてほしい。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st エネルギー法によるはりのたわみの算定 (1)仕事とエネルギー
(2)仮想仕事の原理
(3)単位荷重法
(4)カスティリアノの定理
(5)相反定理
2nd エネルギー法によるはりのたわみの算定 (1)仕事とエネルギー
(2)仮想仕事の原理
(3)単位荷重法
(4)カスティリアノの定理
(5)相反定理
3rd エネルギー法によるはりのたわみの算定 (1)仕事とエネルギー
(2)仮想仕事の原理
(3)単位荷重法
(4)カスティリアノの定理
(5)相反定理
4th エネルギー法によるはりのたわみの算定 (1)仕事とエネルギー
(2)仮想仕事の原理
(3)単位荷重法
(4)カスティリアノの定理
(5)相反定理
5th 不静定構造の解法 (1)不静定構造の概要
(2)簡単な不静定ばりの解法
(3)たわみ角法
6th 不静定構造の解法 (1)不静定構造の概要
(2)簡単な不静定ばりの解法
(3)たわみ角法
7th 不静定構造の解法 (1)不静定構造の概要
(2)簡単な不静定ばりの解法
(3)たわみ角法
8th 前期中間試験
4th Quarter
9th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
10th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
11th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
12th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
13th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
14th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
15th マトリックス構造解析 (1)ばねモデルのマトリックス構造解析
(2)トラスの剛性マトリックスの作成
(3)トラスの剛性方程式の解法
(4)トラス部材の応力とひずみの計算
(5)はりのマトリックス構造解析
(6)有限要素法の概説
16th 答案返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストレポート・課題発表その他Total
Subtotal8002000100
基礎的能力400100050
専門的能力400100050
分野横断的能力000000