空気力学特論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 空気力学特論
科目番号 0047 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 先端融合開発専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 空気力学の参考書:松尾一泰、圧縮性流体力学 -内部流れの理論と解析ー、オーム社
担当教員 中谷 淳

到達目標

①空気力学の基礎を理解する
②宇宙工学における空気力学の応用について理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
空気力学の基礎空気力学の基礎である等エントロピー流れ、衝撃波について理解し、航空宇宙機の空力設計に適用できる。空気力学の基礎である等エントロピー流れ、衝撃波を理解できる。空気力学の基礎である等エントロピー流れ、衝撃波を理解できない。
宇宙工学における空気力学の応用宇宙機の再突入、極超音速機における空気力学の重要性を理解し、学術論文から現状の課題を俯瞰することが出来る。宇宙機の再突入、極超音速機における空気力学の重要性を理解することが出来る。宇宙機の再突入、極超音速機における空気力学の重要性を理解することが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
遷音速、超音速と言った圧縮性を考慮する流体力学について学習し、航空宇宙機の空力設計への応用を理解する。
授業の進め方・方法:
講義とディスカッション、及び演習を組み合わせて実施する。
注意点:
履修要件:①流体力学、熱力学が履修済であること(又は履修済に相当する知識、技能を有していること)、②特別研究の研究テーマが、航空宇宙分野、又は空気力学に関係する内容の学生。
授業に関する質問等はオフィスアワーを利用すること。
(D-2 力学)100%
英語導入計画:Technical terms

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、小論文試験 航空宇宙分野に対する理解を深める。
(教室外学修)宇宙開発の歴史を調査
2週 宇宙分野における空気力学 宇宙分野における空気力学の活用について理解する。
(教室外学修)宇宙分野における空気力学の活用事例の調査
3週 圧縮性流体力学の基礎 圧縮性流体力学の基礎を理解する
(教室外学修)基本に関する復習
4週 圧縮性流体力学の基礎式 圧縮性流体力学の基礎式を理解する
(教室外学修)基礎式の導出
5週 等エントロピー流れ 等エントロピー流れを理解する
(教室外学修)等エントロピー流れに関する調査
6週 衝撃波 衝撃波について理解する
(教室外学修)衝撃波に関する調査
7週 再突入と空力加熱 再突入と空力加熱について理解する
(教室外学修)再突入と空力加熱に関する調査
8週 確認試験
4thQ
9週 論文調査1(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
10週 論文調査2(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
11週 論文調査3(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
12週 論文調査4(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
13週 論文のまとめ(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
14週 論文のまとめ(ALのレベルA) 論文を通じて、研究課題を理解する
15週 論文調査報告会 論文を通じて、研究課題を理解する
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題小論文合計
総合評価割合602020100
得点602020100