Thermodynamics 1

Course Information

College Anan College Year 2021
Course Title Thermodynamics 1
Course Code 1214D03 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 例題でわかる工業熱力学(森北出版)
Instructor Matsuura Fuminori

Course Objectives

V-A-4 機械系::熱流体
a 熱力学の基礎
a1. 熱力学で用いられる各種物理量の定義と単位を説明できる。
a2. 閉じた系と開いた系、系の平衡、状態量などの意味を説明できる。

b 熱力学の第一法則
b1. 熱力学の第一法則を説明できる。
b2. 閉じた系と開いた系について、エネルギー式を用いて、熱、仕事、内部エネルギー、エンタルピーを計算できる。
b3. 閉じた系および開いた系が外界にする仕事をp-V線図で説明できる。

c 理想気体の性質と状態変化
c1. 理想気体の圧力、体積、温度の関係を、状態方程式を用いて説明できる。
c2. 定積比熱、定圧比熱、比熱比および気体定数の相互関係を説明できる。
c3. 内部エネルギーやエンタルピーの変化量と温度の関係を説明できる。
c4. 等圧変化、等積変化、等温変化、可逆断熱変化、ポリトロープ変化、絞り変化の意味を理解し、状態量、熱、仕事を計算できる。
c5. 混合気体の気体定数、比熱、内部エネルギーとエンタルピーを計算できる。
c6. 湿り空気について、絶対湿度、相対湿度、比容積とエンタルピーを、それぞれ計算と湿り空気線図より求めることができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)
熱力学の基礎到達目標aの到達率が80%以上である。到達目標aの到達率が65%以上である。到達目標aの到達率が60%を下回らない。
熱力学の第一法則到達目標bの到達率が80%以上である。到達目標bの到達率が65%以上である。到達目標bの到達率が60%を下回らない。
理想気体の性質と状態変化到達目標cの到達率が80%以上である。到達目標cの到達率が65%以上である。到達目標cの到達率が60%を下回らない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
熱力学について、基礎的事項、第一法則および理想気体について説明できるようになる。
Style:
教科書に基づいて説明し、問題演習を行う。
【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
Notice:

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 熱力学の基礎 閉じた系と開いた系、熱と熱平衡の意味を説明できる。
2nd 熱力学の基礎 熱力学で用いられる物理量の定義と単位ならびに状態量の意味を説明できる。
3rd 熱力学の第一法則 熱力学の第一法則を説明できる。
4th 熱力学の第一法則 絶対仕事(閉じた系の仕事)について、熱、仕事、内部エネルギーの変化の関係を説明できる。
5th 熱力学の第一法則 工業仕事(開いた系の仕事)について、熱、仕事、内部エネルギー、エンタルピーを計算できる。
6th 問題演習 熱力学の基礎ならびに熱力学の第一法則についての問題に答えることができる。
7th 中間試験
8th 理想気体の性質と状態変化 理想気体の状態方程式を説明できる。
2nd Quarter
9th 理想気体の性質と状態変化 比熱、内部エネルギーおよびエンタルピーについて説明できる。
10th 理想気体の性質と状態変化 理想気体の状態変化について説明できる。
11th 理想気体の性質と状態変化 理想気体の可逆変化に関し、等温変化および等圧変化について説明できる。
12th 理想気体の性質と状態変化 理想気体の可逆変化に関し、等容変化および断熱変化について説明できる。
13th 理想気体の性質と状態変化 理想気体の可逆変化に関し、ポリトロープ変化について説明できる。
14th 理想気体の性質と状態変化 混合気体の取り扱いについて説明でき、湿り空気の絶対湿度および相対湿度を湿り空気線図より求められる。
15th
16th

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組みその他Total
Subtotal7003000100
基礎的能力000000
専門的能力7003000100
分野横断的能力000000