機械設計製図2

Course Information

College Anan College Year 2018
Course Title 機械設計製図2
Course Code 0031 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 2
Department Course of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 前期:4
Textbook and/or Teaching Materials 機械設計製図テキスト手巻ウインチ(コロナ社)
Instructor Okita Yuji,Itami Shin

Course Objectives

1.手巻ウインチの具体的な構造が理解できる。
2.与えられた仕様(最大巻き上げ荷重、揚程、形式)を満たす手巻ウインチを設計することができる。
3.手巻ウインチの部品図や組立図をCADを用いて製図することができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)
到達目標1手巻ウインチの具体的な構造や役割について深く理解できる。手巻ウインチの具体的な構造が理解できる。マンツーマン指導により、手巻ウインチの具体的な構造が理解できる。
到達目標2自分の力で与えられた仕様(最大巻き上げ荷重、揚程、形式)を満たす手巻ウインチを設計することができる。指導を受けて与えられた仕様(最大巻き上げ荷重、揚程、形式)を満たす手巻ウインチを設計することができる。マンツーマン指導を受けて、与えられた仕様(最大巻き上げ荷重、揚程、形式)を満たす手巻ウインチを設計することができる。
到達目標3自分の力で手巻ウインチの部品図や組立図をCADを用いて製図することができる。指導を受けて手巻ウインチの部品図や組立図をCADを用いて製図することができる。マンツーマン指導を受けて、手巻ウインチの部品図や組立図をCADを用いて製図することができる。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
 設計仕様を満足する強度や耐久性を得るためには、材料の選定、力学的計算、各種機械要素の設計法などの習得が必須となる。機械設計製図においては、これらを複合的に理解していることが要求される。そこで手巻ウインチを題材に、強度計算を中心とした機械設計および製図の手法を習得してもらう。手巻きウインチとは、手動力により重量物を巻き上げをする機械で、土木・建設分野を始めとしてあらゆる産業分野に使用されている。
Style:
 個別に与えられた設計仕様に基づいて、設計計算、計画図および製図を行う。製品の形を常に頭の中にイメージしながら設計製図をすることが重要となる。
【授業時間60時間+自学自習時間30時間】
Notice:
 教科書、設計ノート、方眼紙、関数電卓は必ず毎回持参すること。表計算ソフトを使用すると効率よく設計計算が行えるので、ノートパソコンを持っている人はできるだけ持参することが望ましい。
 参考書:Excelで解く機械設計計算(オーム社)

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 設計仕様の提示
設計計算1および計画図1
手巻ウインチの原理および設計仕様を理解し、説明できる。
ワイヤロープ、巻胴の設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
2nd 設計計算2および計画図2 ワイヤロープ止め金具の設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
3rd 設計計算3および配置図1 減速比と歯車諸元の設計計算を行い、歯車と巻胴の配置図を作図することができる。
4th 設計計算4および配置図2 ブレーキ装置の設計計算を行い、ブレーキドラムの配置図を作図することができる。
5th 設計計算5および計画図3 つめ車とつめの設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
6th 設計計算6および計画図4 つめ軸とカラーの設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
7th 配置図3 軸方向の配置図を作図することができる。
8th 設計計算7 ハンドル軸の設計計算を行うことができる。
2nd Quarter
9th 設計計算8 中間軸の設計計算を行うことができる。
10th 設計計算9 巻胴軸の設計計算を行うことができる。
11th 設計計算10、配置図4および計画図5 小歯車連結部のキーの設計計算と配置図の作図、クランクハンドルの設計計算と計画図を描くことができる。
12th 設計計算11および計画図6 ハンドル軸ブシュとハンドル軸軸受の設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
13th 設計計算12および計画図7 ハンドル軸止めカラーとハンドル軸の設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
14th 設計計算13、配置図5および計画図8 大歯車連結部のキーの設計計算と配置図の作図、中間軸ブシュと中間軸軸受の設計計算と計画図を描くことができる。
15th 設計計算14および計画図9 中間軸止めカラーと中間軸の設計計算を行い、その計画図を描くことができる。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal0010000100
基礎的能力000000
専門的能力0010000100
分野横断的能力000000