概要:
情報セキュリティの基本的な技術知識を習得する前提としての必要なIT知識と情報モラルを習得する。
(1)インターネットでのコミュニケーション(ウェブ、メール、SNS等)を実現する技術知識を学習する
- コンピュータの仕組み、インターネットの仕組み
(2)高専生として習得すべきネット・コンピュータ知識を学習する
- ネチケット、情報モラル、PC(IT機器)の利用、問題解決とモデル化、アルゴリズム
- 情報社会、情報セキュリティ
授業の進め方・方法:
スライドによる説明を行い、その後グループディスカッションや演習を行うことで課題を作成提出していく。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
注意点:
K-SEC低学年共通教材を活用する。
課題の提出を課す。課題提出は次の講義の最初に回収する。
中間試験は行わない。定期試験は実施し、最終成績の不合格者に対して1回のみ再試験を実施する。
成績評価は実施した期末試験を50%、小テストを50%で評価し、60点以上を合格とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前16 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 前14,前15 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 4 | 前2,後1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 4 | 前3 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | 前14,前15,後2,後4,後5 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | 前14,前15,後4,後5 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | 前14,前15,後3 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | 前4,前5 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | 前13 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | 前4,前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | 前13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 材料系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | 前6,前12,前13,前15,後4,後5,後6,後8,後9 |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前8,後7,後14 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 後7,後10 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後14 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | 前10,後6,後7,後12,後13 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10,後11,後14 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | 後11,後12,後14 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 後15 |