基礎数学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 基礎数学Ⅱ
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 一般科目 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材 「LIBRARY工学基礎&高専TEXT 基礎数学」数理工学社/「LIBRARY工学基礎&高専 TEXT 基礎数学問題集」数理工学社
担当教員 亀谷 睦,背戸柳 実,喜友名 朝也

到達目標

① 対数関数の性質を理解し,計算できる
② 三角比と三角関数を理解し,計算できる
③ 図形と式の性質を理解し,計算できる
④ 場合の数の法則を理解し,計算できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1対数関数の性質を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる 対数関数の性質を理解し,計算できる対数関数の性質を理解していない
評価項目2三角比と三角関数を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる三角比と三角関数を理解し,計算できる三角比と三角関数を理解していない
評価項目3図形と式の性質を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる図形と式の性質を理解し,計算できる図形と式の性質を理解していない
評価項目4場合の数の法則を理解し,計算できるだけでなく,他者に説明もできる場合の数の法則を理解し,計算できる場合の数の法則を理解していない

学科の到達目標項目との関係

(A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学の基礎となる考え方や方法をしっかりと身につけることを目的として, 以下の内容を学習する.
対数関数, 三角関数, 図形と式, 場合の数
授業の進め方・方法:
教科書に沿って講義をする. 黒板を用いた板書が中心だが,必要に応じて補助プリントを配布する. また適宜問題演習・発表も行う.
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】定期試験を中間・期末の2回実施する. 成績は, 試験結果をもとに到達度を判断して評価する.
【備考】問題集を常に持参すること. 問題集の問題を自主的に解くことを期待する. 分からない問題はそのままにせず, 放課後などを利用して教員に質問すること. 担当教員が不在の場合などは, 専任数学教員に質問すること.
【連絡先】
内線電話:8918/8916/8912
e-mail:set@maizuru-ct.ac.jp または kametani@maizuru-ct.ac.jp または t.kiyuna@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,対数とその性質,対数関数とそのグラフ ① 対数関数の性質を理解し, 計算できる
2週 常用対数,鋭角の三角比 ① 対数関数の性質を理解し, 計算できる
② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
3週 鋭角の三角比,三角比の拡張,正弦定理,余弦定理 ② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
4週 三角形の面積,一般角,弧度法 ② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
5週 弧度法,三角関数の定義,三角関数のグラフ,加法定理
② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
6週 加法定理,倍角の公式・半角の公式,三角関数の合成 ② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
7週 方程式,不等式,積和公式・和積公式 ② 三角比と三角関数を理解し, 計算できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験返却,2点間の距離,内分点と外分点 ,直線の方程式 ③ 図形と式の性質を理解し, 計算できる
10週 直線の方程式,直線の平行と垂直,軌跡と円,楕円 ③ 図形と式の性質を理解し, 計算できる
11週 楕円,双曲線,放物線 ③ 図形と式の性質を理解し, 計算できる
12週 放物線,2次曲線の平行移動,2次曲線と直線,不等式の表す領域 ③ 図形と式の性質を理解し, 計算できる
13週 不等式の表す領域,領域と線形計画法,樹形図 ③ 図形と式の性質を理解し, 計算できる
④ 場合の数の法則を理解し, 計算できる
14週 和の法則と積の法則,階乗,順列と組合せ ④ 場合の数の法則を理解し, 計算できる
15週 順列と組合せ,二項定理,いろいろな問題 ④ 場合の数の法則を理解し, 計算できる
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。2
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。2
三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。2
角を弧度法で表現することができる。2
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。2
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。2
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。2
2点間の距離を求めることができる。2
内分点の座標を求めることができる。2
通る点や傾きから直線の方程式を求めることができる。2
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。2
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。2
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。2
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000