中国語

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 中国語
科目番号 B5003 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『ともだち・朋友 スリム版①』董燕・遠藤光暁著(朝日出版社)プロローグA~第10課、『ともだち・朋友 スリム版②』董燕・遠藤光暁著(朝日出版社)第11課~第21課
担当教員 河岡 うさぎ

到達目標

地球上で一番多くの人に話されている言語「中国語」の初級を学びます。中国語の日常会話の基礎は初級ですから、授業で学んだことを覚えておくと、将来仕事やプライベートで使えるでしょう。卒業後も自力で学び続けていけるように、しっかりとした土台を築きましょう。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目11つの文章を正しく発音することができる。1つ1つの単語を正しく発音することができる。発音が不正確であり、相手が聞き取ることができない。
評価項目21つの文章を正しく日本語に訳すことができる。単語の意味を正しく訳すことができる。単語の意味を理解できない。
評価項目3簡単な文章を聞いて全文を理解することができる。簡単な文章を聞いて一部の単語を聞き取ることができる。単語をほとんど聞き取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

  (D) 説明 閉じる
基準1(2)の知識・能力 基準1(2)(f) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では、読んだり、聞いたり、書いたり、発音したりすることで、中国語という言語を体験していきます。中国語は、日本語と同じ漢字文化圏の言語ですが、外国の言葉ですので、発音や文字や意味がかなり違います。その点を意識しながら学習してください。Web上に用意されているビデオ教材には、教科書本文をセリフにしたドラマが収録されています。これを繰り返し視聴することで、学習した内容が忘れにくくなります。ビデオ教材には文法解説の一部や、ネイティブスピーカーの発音のお手本も収録されています。Web上には、更に音声教材も用意されていますので、きれいな発音をいつでも聞くことができます。
授業の進め方・方法:
授業は教科書と講義資料(classroomから配信)を中心に進めていきます。必ず予習と復習をしてください。新しい単語や文は、中国の漢字(簡体字)とローマ字表記(ピンイン)を、5回ずつ手書きして覚えてください。辞書や参考書は授業では使いません。授業は、少し進むごとに、発音練習をします。これは「知識」「音」「文字の形」「自分が発音する時の筋肉の動き」を脳内で結びつける、大事な、大事な作業です。受講生は積極的に発音練習に参加してください。発音練習は大きな声で、解説は静かに聴いてください。要点はノートや教科書にどんどん書き込んでください。講義資料は、印刷またはパソコンやタブレットやスマートフォン等何らかの方法で、すぐに見られる状態にして、授業に持参してください。
注意点:
前学期の成績は、試験の得点を100点満点として、全体の70%で評価、普段の授業態度を100点満点として、全体の30%で評価します。後学期の成績は、前学期末試験と卒業試験の平均点を100点満点として、全体の70%で評価、普段の授業態度を100点満点として、全体の30%で評価します。いずれも端数は四捨五入で処理します。授業態度は、各自持ち点を100点として、授業妨害に当たる行為に対する注意に従ってもらえない場合や、答案等の提出物に、授業や中国語学習に関係の無い落書きがあった場合減点します。その他必要に応じて、やむを得ず減点することがあります。いずれも1件につき10点ずつ減点します。欠課時数が年間授業時数の3分の1を超えた場合は、試験の得点、授業態度にかかわらず、学年成績が29点以下となります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業について 学習について 中国語の基礎知識
2週 プロローグA 発音の基本①
3週 プロローグA 発音の基本②
4週 プロローグB 発音の基本③
5週 プロローグB 発音の基本④ 数字 数詞述語文 疑問詞疑問文と「呢」疑問文
6週 プロローグC 発音の基本⑤
7週 プロローグC 人称代名詞 主語+動詞+目的語 よく使う助詞
8週 プロローグD 発音の基本⑥ 
2ndQ
9週 プロローグD 名前の聞き方・答え方 
10週 第 1 課 指示代名詞 形容詞述語文 Yes、Noをたずねる疑問文 疑問詞疑問文に「呢」が付いたもの 否定の副詞「不」 「不」の変調 
11週 第 2 課 正反疑問文 選択疑問文 
12週 第 2 課   「的」が省略できる場合 動詞句+「的」→名詞句 
13週 第 3 課 親族名称 「ふたつ」の言い方 「有」と「没有」 年齢の聞き方 「一」の変調 21から99までの「十」の発音
14週 第 4 課 「~したいと思う」 日付と曜日 動詞の重ね型
15週 第 4 課 「誰々に~してあげる」 積極的な気持ちを表す「来」
16週 前学期末試験 プロローグA~第3課の内容から出題する
後期
3rdQ
1週 第 5 課 月の言い方 時刻の言い方
2週 第 6 課 お金の言い方 100以上の数
3週 第 6 課  数量補語 アール化
4週 第 7 課 動詞「在」 助動詞「要」 どこどこから   
5週 第 8 課  前置詞「在」 「できる」の助動詞①「能」 二重目的語 「ちょっと多めに~する」   
6週 第 9 課  「できる」の助動詞②「会」 連動文 禁止の表現  
7週 第 10 課  「できる」の助動詞③「可以」 比較の言い方     
8週 第 11 課  動作の完了・実現     
4thQ
9週 第 12 課  変化を表す「了」 経験の言い方 「少しも~ない」 アール化の「r」の直前の「i」の発音     
10週 第 13 課  進行中の動作 過去のことでも「了」がつかないとき     
11週 第 14 課  結果補語 程度補語 「もう~しないで」    
12週 第 15 課  持続の表現 存現文 「~でもあり~でもある」   
13週 第 16 課  一致と類似 「是~的」構文 「きっと~に違いない」 「なんと~だったのか」     
14週 第 17 課  方向動詞 方向補語 「把」構文  「~すべき」   
15週 第 18 課 可能補語 「~だけれど、でも~」
16週 卒業試験 第4課~第17課の内容から出題する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70003000100
基礎的能力70003000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000