無線工学

Course Information

College Anan College Year 2020
Course Title 無線工学
Course Code 1394311 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Course of Electrical Engineering Student Grade 4th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 無線従事者養成課程用標準教科書 第1級陸上特殊無線技士 無線工学(一般財団法人情報通信振興会)
Instructor Matsumoto Takashi

Course Objectives

1.電波伝搬の特性を説明できる。
2.AM、FM、PMの原理を説明できる。
3.衛星通信方式の原理を説明できる。
4.無線応用機器の原理を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル(可)
到達目標1電波伝搬に関する複数の性質を数式を用いて説明できる。電波伝搬の特性を複数説明できる。電離層の性質を1つ説明できる。
到達目標2AM、FM、PMの原理を数式を用いて説明し、相互の変換方式を説明できる。AM、FM、PMのそれぞれの標準的な原理を説明できる。AM、FM、PMの基礎的な説明ができる。
到達目標3複数の衛星通信方式の原理を説明できる。衛星通信方式の標準的な原理を説明できる。衛星通信方式の基礎的な原理を説明できる。
到達目標4複数の無線応用機器の原理を数式を用いて説明できる。1つの無線応用機器について標準的な原理を説明できる。1つの無線応用機器について基礎的な原理を説明できる。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
電波の性質を知り、無線による情報の伝送、情報の探知手段において基本的な考え方を学び、各種無線通信機器および高周波・マイクロ波応用機器に関する理解を深めることを目的とする。
Style:
・演習問題を解説するため黒板への板書を中心に座学形式で進めるが、ペアやグループでの学び合いも行う。
・この科目は学修単位のため、事前・事後学習としてレポートを実施する。
Notice:
本講義は第一級陸上特殊無線技士の資格認定を受けるための必修科目である。講義は、電磁気学、電子回路の基礎知識を有しているものとして進める。また、電磁波工学を受講していることが望ましい。講義後に第一級陸上無線技術士に対応した演習問題を課す。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 電波の性質 電波の基本性質、発生原理を説明できる。
2nd 電波の性質 電波伝搬の特性を説明できる。
3rd 送受信アンテナ 線状アンテナの原理・特性を説明できる。
4th 送受信アンテナ 開口アンテナの原理・特性を説明できる。
5th 送受信機の構成 発信機と増幅器の原理を説明できる。
6th 送受信機の構成 変調器と復調器について説明できる。
7th 送受信機の構成 雑音について説明できる。
8th 中間試験
2nd Quarter
9th 変調方式 AMを説明できる。
10th 変調方式 PMを説明できる。
11th 変調方式 FMを説明できる。
12th 衛星通信 衛星通信方式について説明できる。
13th 衛星通信 GPSの原理を説明できる。
14th 無線応用機器 レーダーの原理を説明できる。
15th 無線応用機器 移動体通信の原理を説明できる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal6004000100
基礎的能力0005005
専門的能力600350095
分野横断的能力000000