基礎英語IA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 基礎英語IA
科目番号 B1004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書:①Grove English Communication I(文英堂) その他の教材:WORKBOOK(文英堂),FILL-IN NOTEBOOK(文英堂),DataBase3000 基本英単語・熟語(桐原書店)/②Learners' English Grammar in 25 Stages(数研),ラーナーズ高校英語(数研),辞書:各自持参
担当教員 赤山 幸太郎,北原 初枝

到達目標

【到達目標】
1. 簡単な英語の文章が理解できる。
2. 簡単な英語が聴き取れる。
3. 英語で簡単な受け答えができる。
4. 基礎レベルの語彙, 文法, 表現力が身に付く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 <Reading>簡単な説明文や物語を読み,理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。簡単な説明文や物語を,辞書を使いながら読み進め、理解することができる。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができる。簡単な説明文や物語を,辞書を使いながら読み進めたり,理解したりすることができない。また,それらに関する英語での簡単な質問に,英語で答えることができない。
評価項目2 <Writing>自分のことについて簡単な文章を書くことができる。自分のことについて簡単な文章を書くことができる。誤りがあったとしても,指摘されれば,正しく書き直すことができる。自分のことについて簡単な文章を書こうとしても,誤りが多く文意を伝えることができない。誤りを指摘されても,正しく書き直すことができない。
評価項目3 <Listening>ゆっくり話してもらえれば,身近なことに関する話や指示を理解することができる。ゆっくり何度か話してもらえれば,身近なことに関する話や指示を理解することができる。ゆっくり何度か話してもらっても,身近なことに関する話や指示を理解することができない。
評価項目4 <Speaking>簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとだが正確に答えることができる。また自分から相手に質問することができる。簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとだが正確に答えることができる。簡単な英語の問いかけに対して,ゆっくりとでも正確に答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
中学で既習の知識や技能をもとに,5年一貫教育の英語の基礎力を養成する。英語を理解し,使うための基礎となる語彙,文法,読解力,表現力のそれぞれを包括的に身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
授業では,演習および講義形式で,新しい文法や語(句)を学びつつ,英語の文型や修飾関係を正しく理解した上で,英文を精読していく。授業で学習した内容について,日々の復習で定着を図る。さらに,各Lessonの内容を通して異文化に対する理解を深め、同時に,自分の考えを英語で発信しようとする姿勢を養う。また,語彙力の増強を図るために,単語・熟語テストも定期的に行う。
注意点:
前期中間は定期試験が実施されないため,提出課題で評価する。毎回,期限までに課題を提出すること。前期末のみ定期試験が実施される予定なので,前期末試験の成績を60%,それまでに提出した課題等(平素の学習状況等)を40%の割合で総合的に評価し,前期の成績とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
①発音記号,英和辞書の使い方,他/②文の型(I)
発音記号が正しく読める。英和辞書を適切に使用できる。英語の基本的な語順が理解できる。
2週 ①<Lesson1>Omotenashi: The Spirit of Japan : 基本時制,主部/述部,基本文型/②文の型(II) 基本的な時制,文型,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。基本的な時制、文型、新出語(句)を用いた文を正しく読んだり、聴いたり、書いたり、それらを英語での会話に使用したりすることができる。
3週 ①<Lesson1>Omotenashi: The Spirit of Japan : 基本時制,主部/述部,基本文型/②不定詞(I) 基本的な時制,文型,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
4週 ①<Lesson1>Omotenashi: The Spirit of Japan : 基本時制,主部/述部,基本文型/②不定詞(II)
基本的な時制,文型,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
5週 ①<Lesson2>Why Is That So? : 冠詞+名詞,to不定詞(名詞用法),動名詞/②不定詞(III) to不定詞,動名詞,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
6週 ①<Lesson2>Why Is That So? : 冠詞+名詞,to不定詞(名詞用法),動名詞/②動名詞(I) to不定詞,動名詞,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
7週 ①<Lesson2>Why Is That So? : 冠詞+名詞,to不定詞(名詞用法),動名詞/②動名詞(Seminar Page) to不定詞,動名詞,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
8週 ①<Lesson1><Lesson2>のまとめ/②文法のまとめ 基本的な時制,文型,to不定詞,動名詞,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
2ndQ
9週 ①<Lesson3>The Bento Goes International : 進行形,S+V+O1+O2/②動詞の形の変化(Seminar Page) 進行形,S+V+O1+O2,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
10週 ①<Lesson3>The Bento Goes International : 進行形,S+V+O1+O2/②現在時制・過去時制 進行形,S+V+O1+O2,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
11週 ①<Lesson3>The Bento Goes International : 進行形,S+V+O1+O2/②未来表現 進行形,S+V+O1+O2,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
12週 ①<Lesson4>Owen and Mzee: An Amazing Friendship : 現在完了形,S+V+O (=that節),過去完了形/②完了形(I) 現在完了形,過去完了形,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
13週 ①<Lesson4>Owen and Mzee: An Amazing Friendship : 現在完了形,S+V+O (=that節),過去完了形/②完了形(II) 現在完了形,過去完了形,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
14週 ①<Lesson4>Owen and Mzee: An Amazing Friendship : 現在完了形,S+V+O (=that節),過去完了形/②文法まとめ① 現在完了形,過去完了形,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
15週 ①<Lesson3><Lesson4>のまとめ/②文法まとめ② 分詞、to不定詞,受け身,現在完了形,過去完了形,新出語(句)を用いた文を正しく読んだり,聴いたり,書いたり,それらを英語での会話に使用したりすることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験課題等(平素の学習状況等)合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100