基礎英語ⅢA

科目基礎情報

学校 高知工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 基礎英語ⅢA
科目番号 B3002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 SD 基礎教育・一般科目 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 ①Oregon A Guide to English Composition by Ken Reddington [レディングトン] ②『Applause vol.3, 英語の構文80』(BISEISHA),辞書:英和辞書, 和英辞書(電子辞書も可)
担当教員 レディングトン 建,野中 美賀子,細川 伴子

到達目標

①既習の英語についての知識を深めながら,英語で作文する能力を養う。(レディングトン)
②長文演習の学習を通して、読解力を身につける。定型の英語構文を利用して、英語表現を身につける。(細川)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ライティング既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を正しく表現することができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容をある程度表現することができる。誤りを指摘すれば,正しく直すことができる。既習の文法・構文・表現の知識を用いて,伝えたい内容を表現することができない。誤りを指摘されても,正しく直すことができない。
構文・表現構文の構造を理解し,英語による表現活動に役立てることができる。演習問題の90%以上に正答することができる。構文の構造を理解し,英語による表現活動にある程度役立てることができる。演習問題の70%以上に正答することができる。構文の構造を理解することができず,英語による表現活動に役立てることができない。演習問題の50%未満しか正答することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
「基礎英語IIB」までに培った基礎の英語力を強化するために,ライティング学習と長文読解、並びに英語の構文学習を行う。
授業の進め方・方法:
① 教科書を用いて,説明を聞き,練習問題や課題などをこなすことによって,英作文力を身につける。[週3時間,レディングトン]
② 教科書を用いて,長文読解力を身につける。構文・表現等を教科書で確認しながら,演習形式で定着を図る。[週1時間,細川]
①と②の両方で,リスニングやスピーキングの活動も随時行う。グループワークを導入し、学生同士で定期的に理解力の相互確認を行う。
注意点:
試験の成績76%,平素の学習状況等(課題・小テスト等を含む)24%の割合で総合的に評価する。学期毎の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期中間,前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。到達目標に対する達成度は試験等において評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ①Chapter 1: A Letter from Oregon('The' の使い方① 省略の場合)
②Unit 1: Itを含む構文
①'The' の使い方(省略の場合)についての講義を理解する。
②Itを含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
2週 ①Chapter 1: A Letter from Oregon('The' の使い方① 省略の場合)
②Unit 1: Itを含む構文
①'The' の使い方(省略の場合)を練習問題などを通して習得する。
②Itを含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
3週 ①Chapter 2: What is Oregon Like?('The' の使い方② 使う場合)
②Unit 1: Itを含む構文
①'The' の使い方(使う場合)についての講義を理解する。
②Itを含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
4週 ①Chapter 2: What is Oregon Like?('The' の使い方② 使う場合)
②Unit 2: 不定詞を含む構文
①'The' の使い方(使う場合)を練習問題などを通して習得する。
②不定詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
5週 ①Chapter 3: Oregon's Climate('It' の使い方)
②Unit 2: 不定詞を含む構文
①'It' の使い方についての講義を理解する。
②不定詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
6週 ①Chapter 3: Oregon's Climate('It' の使い方)
②Unit 2: 不定詞を含む構文
①'It' の使い方を練習問題などを通して習得する。
②不定詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
7週 ①Chapters 1~3 の復習
②Unit 1~2の復習
①Chapters 1~3を復習し,正しい文章が作れるようになる。
②Unit 1~2の構文を振り返って,正答できなかった問題を復習し,正答できるようになる。
8週 前学期中間試験
2ndQ
9週 ①Chapter 4: What a Beautiful State It Is!(感嘆文)
② Unit 3: 動名詞を含む構文
①感嘆文についての講義を理解する。
②動名詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
10週 ①Chapter 4: What a Beautiful State It Is!(感嘆文)
②Unit 3: 動名詞を含む構文
①感嘆文を練習問題などを通して習得する。
②動名詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
11週 ①Chapter 5: She Sent Me A Present(間接・直接目的語)
②Unit 3: 動名詞を含む構文
①間接・直接目的語についての講義を理解する。
②動名詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
12週 ①Chapter 5: She Sent Me A Present(間接・直接目的語)
②Unit 4:分詞を含む構文
①間接・直接目的語を練習問題などを通して習得する。
②分詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
13週 ①Chapter 6: The Willamette Valley(不定代名詞)
②Unit 4:分詞を含む構文
①不定代名詞についての講義を理解する。
②分詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
14週 ①Chapter 6: The Willamette Valley(不定代名詞)
②Unit 4:分詞を含む構文
①不定代名詞を練習問題などを通して習得する。
②分詞を含む構文の構造を理解し,穴埋め問題・並べかえ問題・英作文問題に正答する。
15週 ①Chapters 4~6の復習
②Unit 3~4の復習
①Chapters 4~6を復習し,正しい文章が作れるようになる。
②Unit 3~4の構文を振り返って,正答できなかった問題を復習し,正答できるようになる。
16週 前学期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験その他合計
総合評価割合7624100
基礎的能力7624100