到達目標
【到達目標】
哲学の名著のひとつである『方法序説』(デカルト)を精読することをつうじて、「哲学する」という人間に固有のあり方を学ぶ(知る)と同時に、学問ないし科学のあり方について深く思索する契機を得る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「哲学する」という態度の実例をテクストのうちに読み取るとともに、それをテクストに即して実践することができる。 | 「哲学する」という態度の実例をテクストのうちで読み取ることができる。 | 「哲学する」という態度をテクストのうちに読み取ることができない。 |
評価項目2 | 学問ないし科学のあり方について思索する契機を獲得し、自ら思索を深めることができる。 | テクストの読解をつうじて、学問ないし科学のあり方について思索する契機を獲得することができる。 | 学問ないし科学のあり方について思索する契機を見出すことができない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「哲学する(philosophieren)」ということを、たとえわずかでも自ら実践することを目標とする。今年度は、哲学の名著のひとつである『方法序説』(デカルト)を学生諸君とともに読んでゆく(テキストとしては日本語訳(岩波文庫)を用いる)。
授業の進め方・方法:
テクストの著者および背景等について簡潔に解説したのち、学生諸君とともにテクストを読解してゆく。学生諸君には、テクストの内容(論点)を部分ごとにまとめることを求め、また、思索すべき事柄をめぐって議論するよう促す。
注意点:
原則として定期試験にもとづいて評価する(成績評価に占める定期試験の割合:ca. 100%)。哲学における《思索すべき事柄》に対して主体的に取り組んでいるかどうかについて評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
哲学を学ぶことについての提言。哲学者デカルトについての説明、『方法序説』についての簡潔な解説。 |
本講義を真摯に受講しようという意志をしっかりと持つ。
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2週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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3週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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4週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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5週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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6週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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7週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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8週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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4thQ |
9週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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10週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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11週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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12週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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13週 |
『方法序説』(デカルト)の精読[毎回、数ページずつ]。 |
テクストを丹念に読み、思索内容を理解するよう努めるとともに、哲学的思索のあり方を知る。
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14週 |
議論すべきテーマをめぐって意見交換。 |
思索すべき事柄を自ら見出し、自分自身で思索を深める。
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15週 |
(答案返却) |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 2 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 2 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 2 | |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 2 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
分野横断的能力 | 創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |