国語演習

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語演習
科目番号 4M001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:新訂 総合国語便覧:第一学習社:9784804033013  教科書は指定せず、授業担当者の作成したプリントを教材とする。
担当教員 田村 祐子,難波 宏彰

到達目標

□的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できる。
□信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。
□相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価すると共に建設的に助言することができる。
□相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術をj十分に理解し、応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できない。
評価項目2信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に十分に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができない。
評価項目3相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を十分に客観的に評価すると共に建設的に助言することができる。 相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価すると共に建設的に助言することができる。 相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価すると共に建設的に助言することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建設的な相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実説する力を養う。
授業の進め方・方法:
授業形式:クラスを二つに分け、主として演習形式により、適宜解説的講義を交えて授業を展開する。
注意点:
授業内評価が前提のため、授業への出席が評価の基本です。
本科目は学修単位なので、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となります。具体的な学修内容は授業内容の予習・復習に該当するもので、適宜授業時間内に指示します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 敬語 尊敬語・謙譲語・丁寧語の定義を理解し、適切な運用能力を身につける。
2週 メールと手紙 メールや手紙の書式・表現・マナーを学び、実践する。
3週 履歴書 一般的な履歴書の書き方を学び、自分の履歴書の雛型を作成する。
4週 エントリーシート 様々な業界・形式のエントリーシートを分析し、その対策を学ぶ。
5週 レポート1 志望理由書 ブレインストーミングなどの手法を取り入れ、大学編入・企業の志望理由書(自己調書)を作成する。
6週 レポート2 学習履歴 自己PRの方法と「学習履歴」のまとめ方を学び、実践する。
7週 レポート3 学習履歴 手本との比較をとおし、自分が書いた「学習履歴」の修正・清書を行う。
8週 前期総括 これまでの総括と今後の改善点を確認する。
2ndQ
9週 小論文⑴ 小論文の作成の基礎 設定された課題について小論文を作成することができる。
10週 小論文⑴ 相互批評 課題1について小論文を作成し、学生同士で相互に批評する。
11週 小論文⑴ 相互批評 課題2について小論文を作成し、学生同士で相互に批評する。
12週 小論文⑴ 相互批評 課題3について小論文を作成し、学生同士で相互に批評する。
13週 小論文⑴ 相互批評 課題4について小論文を作成し、学生同士で相互に批評する。
14週 小論文⑴ 相互批評 課題5について小論文を作成し、学生同士で相互に批評する。
15週 小論文⑴ 小論文の総括 これまでの総括と今後の改善点を確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

小論文⑴レポート課題ポートフォリオその他合計
総合評価割合504010000100
基礎的能力504010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000