| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な到達レベル(可) |
偏微分方程式の離散化法として,有限要素法の基礎知識を身につける. | 境界条件を含めた離散化方程式を導出することができる. | 計算条件に合わせた離散化方程式を導出することができる. | 有限要素法を用いた離散化方程式の一般式を導出することができる. |
応力‐ひずみ関係及び変位‐ひずみ関係が数値計算上でどのように扱われているか理解できる. | 計算条件に合わせた離散化式を導出することができ,状況に応じて複数の計算方法を複合的に活用することができる. | 計算条件や計算方法に合わせた基礎方程式の離散化式を導出することができる. | 基本的な離散化式を導出し,一般的な計算方法を適用することができる. |
与えられた条件から計算モデルを構築して数値計算を実行し,実設計の段階で必要となるデータを構築する能力を身につける. | 得られた数値解を用いて,計算モデルの妥当性を検討し,説明できる. | 与えられた条件に対して適切な計算モデルを構築でき,適切な境界条件を設定できる. | 与えられた計算条件に沿った計算モデルを構築でき,適切な方程式を選定することができる. |
導入する構成式や境界条件により,数値解析結果がある限定された解となっていることを理解し,数値解析の有用性を理解できる. | 計算する際に用いた仮定や条件と得られた数値解を結びつけて説明できる. | 得られた数値解が物理的に正しい解であるかどうかを考察できる. | 得られた数値解が境界条件を満たしていることを確認できる. |