概要:
【開講学期】秋学期週2時間
本授業では、20世紀以降の世界の歴史的変遷を概観する。現代において、刻一刻と国際情勢が目まぐるしく変化している。こうした現代にみられる国際情勢の変容、社会的な事件・事象、個々人のコミュニケーションの在り方について、現代史をつうじてその歴史的文脈を概観し、現代社会への理解を深める。また、諸外国との国際交流が緊密になった現代において、日本がどのように諸外国と交流してきたのかについても検討する。
授業の進め方・方法:
・教科書・資料集を用いつつ、授業プリントおよびスライドを中心とした講義形式を採る。また、アクティヴラーニングなどの主体的な学びをすすめる授業も適宜実施する。
※ただし、授業計画は授業理解の状況によって変更することもある。
・総合評価は授業参加点(20%)、授業課題点(20%)と学期末到達度試験(60%)で判定する。
・総合評価を100点満点とし、60点以上を合格とする。
注意点:
・身近な歴史にかかわるものに対して興味関心を持っておくこと。
・日ごろから世界の情勢(政治や文化など)について興味関心をもって追うこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | 様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | |