【留】日本語基礎ⅡB(0593)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 【留】日本語基礎ⅡB(0593)
科目番号 2M26 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『中級』シリーズ.『ストーリーで覚える漢字』シリーズ.『留学生の日本語』
担当教員 馬場 亜紀子,杉山 暦

到達目標

1.標準的な文法・漢字・語彙を習得する。(中級前期文法、語彙3000語、漢字500)
2.留学生活で実際に直面する話題について、主要点が理解できる。
3.身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1標準的な文法・漢字・語彙を80%以上理解できる。標準的な文法・漢字・語彙を60%以上理解できる。標準的な文法・漢字・語彙の理解が60%に満たない。
評価項目2留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、明確に理解できる。留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、ある程度、理解できる。留学生活で実際に直面する話題についての主要点が、理解できない。
評価項目3身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できる。ただし、不慣れな印象やぎこちなさを与えることもある。身近な話題について、まとまりのあるディスコースを産出できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 〇 説明 閉じる

教育方法等

概要:
標準的な文法・漢字・語彙を学習する。また、この内容をもとに実際の使い方を練習する。
授業の進め方・方法:
【文法】
 - 授業の中で適宜、語彙・文法の小テストを行う。
【漢字】
 - 授業の中で適宜、漢字の小テストを行う。
注意点:
・宿題や課題の提出期限を厳守する。正当な理由なく提出が遅れた場合、評価を減ずる。
・長期休暇中の宿題・課題も成績に含まれる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
『中級ピンク』L10
『留学生の日本語』L4
・本授業の目標と進め方、注意点を確認する。
・手段・方法を述べることができる。
・別の行為を行うこと、別の人が行為を行うことを述べることができる。
・話し手の位置を基準に、行為を表すことができる。
・社会の中で一般的に妥当・当然だと思われることを表すことができる。
・敬語表現を整理する。
2週 『中級グリーン』L1
『留学生の日本語』L5
・カタカナ語を整理する。
・話し手の考えを婉曲に伝えることができる。
・疑問に思うことを丁寧に問いかけることができる。
・到底考えられないことを述べることができる。
・強調表現を整理する。
・動詞の省略表現を理解する。
・今後見込まれることについて述べることができる。
3週 『中級グリーン』L2
『留学生の日本語』L6
・ある事物の内容・具体例・定義を表すことができる。
・最上級表現を整理する。
・動作・状態の程度を比喩や具体例を使って表せる。
・ある立場・観点から、自分の意見や判断を述べることができる。
4週 『中級グリーン』L3
『留学生の日本語』L7
・数量が多いことを表せる。
・文章・会話中の指示詞の使い方を理解する。
・ある事実から、結論を引き出して述べることができる。
・ある行為に対してそれを行う必要性がないことを表せる。
・移動後の状態を表せる。
5週 『中級グリーン』L4
『留学生の日本語』L8
・ある行為の後に間を置かず次の行為が起きることを表せる。
・「出す」「込む」を後項とする複合動詞の意味と使い方を理解する。
・「~とともに」表現を整理する。
・「格助詞+の+名詞」の形式を理解する。
・基本的な擬音語・擬態語の意味と使い方を理解する。
・文頭で感慨が述べられる。
6週 『中級グリーン』L5
『留学生の日本語』L9
・動作や作用がある方向に変化していることを表せる。
・ある事物を基点に事柄が起きていることを表せる。
・「ところ」表現を整理する。
・意志動詞・無意志動詞を整理する。
・ある事物がそれが属するカテゴリの典型例であることを述べることができる。
・様態表現を整理する。
7週 『中級グリーン』L6
『留学生の日本語』L10
・ある立場からの判断や評価を述べられる。
・ある欲求を制御することが難しいことを表せる。
・情報に基づいて判断・伝聞を表せる。
・仮定条件表現を理解する。
・推論の結果を述べられる。
・規則など他者に決定されたことを表せる。
・自身で取り決めた個人的な習慣を表せる。
・適切な語彙・表現を用いてグラフを説明できる。
8週 到達度試験とフィードバック
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

到達度試験小テスト宿題・課題の提出合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力603010000100