情報処理Ⅱ(1021)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅱ(1021)
科目番号 4M29 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科機械システムデザインコース 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 入門ANSI-C 三訂版,石田晴久ほか,実教出版
担当教員 細越 淳一,白田 聡

到達目標

(1)Windowsシステムの基本操作が出来ること
(2)eclipseにおけるプログラム開発手順が理解できること
(3)C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Windowsシステムの基本操作Windowsシステムを有効に活用することができる。Windowsシステムの基本操作ができる。Windowsシステムの基本操作ができない。
プログラム開発手順プログラム開発手順を有効に活用することができる。プログラム開発手順が理解できる。プログラム開発手順が理解できない。
プログラム作成C言語の文法を有効に活用してプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
【開講学期】秋学期週4時間
 UNIXのシステム記述用言語として開発されたC言語は、流れ制御構造を完備し、データ構造もしっかりした構造化プログラミングのし易い本格的なプログラミング言語であり、現在コンピュータの汎用言語として定着している。ここでは演習を通して、C言語によるプログラミングの習得とアルゴリズムの基礎的事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
・WindowsパソコンとC言語の統合開発環境ソフトeclipseを用いてプログラミング演習主体の授業を行う。演習問題を解きながらプログラミングの基本パターンを習得し、複雑なプログラムであっても基本パターンの組み合わせで出来ていることを知るようにする。
・到達度試験80%、課題など20%として評価を行い、100点満点で総合的に評価し、60点以上を合格とする。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。
注意点:
・演習主体の授業なので、キーボードやパソコンの操作に早く習熟することが重要である。
・適宜課題を課すので、これにより自分の理解度を把握すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 情報処理Ⅰの復習
2週 関数の書式と作り方 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
3週 関数の書式と作り方 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
4週 再帰処理 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
5週 1次元配列 1次元配列を使ったプログラムを作成できる.
6週 2次元配列・多次元配列 2次元配列,多次元配列を使ったプログラムを作成できる.
7週 配列とアドレス 配列要素のアドレスを用いたプログラムを作成できる.
8週 到達度試験
4thQ
9週 ポインタ変数の基礎 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
10週 ポインタ変数の利用 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
11週 ポインタ変数と配列 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
12週 参照による呼び出し プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
13週 構造体 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
14週 共用体 プログラムを実行するための手順を理解し,操作できる.
15週 到達度試験
16週 答案返却とまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後1,後7
定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4後1

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000