概要:
高専において必要不可欠な、数学の基礎的知識と技能を修得する
論理的に思考する姿勢を身につける
数学を科学・技術などに積極的に活用する態度を養う
授業の進め方・方法:
講義とグループワークを活用した演習形式で実施する
必要に応じて適宜小テストを実施し、また、演習課題・レポート・宿題を課す
注意点:
合格点は50点である
成績は試験結果を70%,小テスト・レポート・宿題・その他課題を30%で評価する
特に、レポートの未提出者は単位取得が困難となるので注意すること
学年総合評価 =(中間・期末試験の平均点)×0.7+(小テスト・レポート・宿題・その他課題など)×0.3
(講義を受ける前)中学校で学んだ知識を必要とするので、復習をしておくこと
(講義を受けた後)この授業で学んだ内容は、2年次以降でも必要となるので、確実に理解するよう心がけ、内容を忘れないように日々の鍛錬を怠らないこと
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業のガイダンス 整式の加法・減法・乗法 |
授業の進め方と評価の仕方について説明する 整式の加法・減法の計算、積の展開ができる
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2週 |
整式の乗法/展開公式/因数分解1 因数分解2 |
公式を利用して、展開/因数分解することができる たすき掛けを利用して、因数分解することができる
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3週 |
因数分解3/整式の除法 約数と倍数 |
文字を含むたすき掛けの因数分解ができる/整式の除法の計算ができ、除法の等式で表すことができる 整式の最大公約数・最小公倍数を求めることができる
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4週 |
剰余の定理 因数定理 |
剰余の定理を利用して、 x-a や ax-b で割ったときの余りを求めることができる 因数定理を利用して整式の因数分解ができる
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5週 |
因数分解 分数式1 |
分数式の加法・減法・乗法・除法の計算ができる 繁分数式の計算ができ、分数式を「整式+真分数式」の形に直せる
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6週 |
分数式2/実数 演習1 |
実数・絶対値を理解し、その計算ができる 上記項目について学習した内容の復習を行う
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7週 |
演習2 演習3 |
上記項目について学習した内容の復習を行う 上記項目について学習した内容の復習を行う
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8週 |
到達度試験(前期中間) 試験の解説と解答/平方根 |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する 到達度試験(前期中間)の解説と解答 (分母の有理化を含む)平方根の基本的な計算ができる、2重根号の外し方がわかる
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2ndQ |
9週 |
複素数1 複素数2 |
複素数の定義・相等を理解し、複素数の加法・減法・乗法・除法ができ、負の数の平方根の計算ができる 複素平面・共役複素数・複素数の絶対値を理解し、その計算ができる
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10週 |
2次方程式1 2次方程式2 |
因数分解や解の公式を利用して、2次方程式を解くことができ、判別式によって解を判別できる 解と係数の関係を利用して、式の値を求めることができ、2次式の因数分解ができる
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11週 |
いろいろな方程式1 いろいろな方程式2 |
基本的な高次方程式・連立方程式を解くことができる絶対値・分数式・無理式を含む簡単な方程式を解くことができる
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12週 |
恒等式 等式の証明 |
恒等式の条件を利用して、定数の値を求められる 等式の証明ができる
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13週 |
不等式1 不等式2 |
不等式の性質を理解し、1次不等式を解くことができる 連立不等式・2次等式を解くことができる
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14週 |
不等式3 演習1 |
簡単な高次不等式を解くことができる 上記項目について学習した内容の総復習を行う
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15週 |
演習2 到達度試験(前期末) |
上記項目について学習した内容の総復習を行う 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する
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16週 |
試験の解説と解答/不等式の証明 相加平均と相乗平均の関係 |
到達度試験(前期末)の解説と解答、および授業アンケート 簡単な不等式の証明ができる 相加平均と相乗平均の関係を利用して、不等式の証明ができる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
一般角/弧度法 扇形の弧の長さと面積/一般角の三角関数1 |
一般角を理解し、60分法と弧度法の変換ができる 扇形の弧の長さと面積を求めることができ、基本的な角度の三角関数の値を求めることができる
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2週 |
一般角の三角関数2 三角関数の演習 |
三角関数の性質を利用して、三角関数の値を求めることができる 三角関数の対称性を利用して、三角関数の値を求めることができる
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3週 |
三角関数の相互関係 三角関数のグラフ1 |
三角関数の相互関係を利用して計算や証明ができる 三角関数の対称性を理解して、sin x, cos x のグラフを描くことができる
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4週 |
三角関数のグラフ2 三角関数のグラフ3 |
sin x,cos x のグラフおよびそれらを拡大縮小・対称移動・平行移動したグラフを描くことができる tan x のグラフおよびそれを拡大縮小・対称移動・平行移動したグラフを描くことができる
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5週 |
三角方程式 三角不等式 |
三角関数を含む方程式を解くことができる 三角関数を含む不等式を解くことができる
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6週 |
加法定理1 加法定理2 |
加法定理を理解し、与えられた条件から、加法定理を利用して、三角関数の値を計算することができる 2倍角や半角の公式の導出を理解し、三角関数の値を計算することができる
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7週 |
演習1 演習2 |
上記項目について学習した内容の総復習を行う 上記項目について学習した内容の総復習を行う
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8週 |
到達度試験(後期中間) 試験の解説と解答/積和公式 |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する 到達度試験(後期中間)の解説と解答 積和公式の導出を理解し、積和公式を利用して、三角関数の値を計算することができる
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4thQ |
9週 |
和積公式/三角関数の合成1 三角関数の合成2 |
和積公式の導出を理解し、和積公式を利用して、三角関数の値を計算することができる 合成公式の導出を理解し、合成公式を利用して、三角関数の値を計算することができる
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10週 |
累乗根 指数の拡張1/指数の拡張2 |
累乗根の計算をすることができる 指数の拡張を理解し、指数法則を利用して指数の計算をすることができる
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11週 |
指数関数の定義/指数関数のグラフ 指数関数を含む方程式 |
指数関数の定義を理解し、指数関数のグラフを描くことができる 指数関数を含む方程式を解くことができる
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12週 |
指数関数を含む方程式・不等式 対数の定義/対数の性質 |
指数関数を含む不等式を解くことができる 対数の定義を理解し、対数の性質を利用して、対数の値を求めることができる
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13週 |
底の変換公式 対数関数の定義/対数関数のグラフ/対数の大小 |
底の変換公式を理解し、底の変換公式を利用して、対数の計値を算をすることができる 対数関数の定義を理解し、対数関数のグラフを描くことができる
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14週 |
対数関数を含む方程式/対数関数を含む不等式 常用対数 |
対数関数を含む方程式・不等式を解くことができる 常用対数を理解し、常用対数の計算をすることができる
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15週 |
演習1 演習2 |
上記項目について学習した内容の総復習を行う 上記項目について学習した内容の総復習を行う
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16週 |
到達度試験(後期末) 試験の解説と解答 |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する 到達度試験(後期末)の解説と解答、および授業アンケート
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 2 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 2 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 2 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 2 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 2 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 2 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 2 | |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 2 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 2 | |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 2 | |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 2 | |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 2 | |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 2 | |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 2 | |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 2 | |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 2 | |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 2 | |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 2 | |
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。 | 2 | |
一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 2 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 2 | |
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 2 | |
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。 | 2 | |
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |