地理B

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 地理B
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 荒井良雄ほか(2019)『高等学校 新地理A』帝国書院/帝国書院編集部編(2019)『新詳高等地図』帝国書院
担当教員 小谷 俊博,武長 玄次郎,高石 憲明

到達目標

アジア全体を宗教、民族、言語の側面から把握するとともに、各国(東南アジア、韓国、中国)の社会、文化について詳しく知る。ASEANについて理解を深める。学修単位であり、事前事後学習の課題は授業中に連絡する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ある問題について十分な理解度に達しており、自分で判断し、積極的に意見を述べることができる。ある問題について一定の知識はあるが、ごく標準的な理解度にとどまっている。ある問題について知識が不足しており、それゆえ標準的な理解度に達していない。
評価項目2ある問題を他の幾つかの問題とむすびつけることができ、多角的な思考ができる。ある問題を他の幾つかの問題とむすびつけることができる。ある問題を他の問題と結びつけることができない。
評価項目3ある問題の解決策に関する知識が十分にあり、かつ自分の考えを進めることができ、アイデアを提出できる。ある問題の解決策に関する知識はあるが、自分の考えをあまり進めることができない。ある問題を他の問題と結びつけることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
宗教、民族、言語について詳しく説明する。各国の社会、文化では、時事問題も積極的に取り上げる。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進めていくが、学生の積極的な参加を促すために、発表、討論、グループ活動なども随時取り入れる予定である。教材は教科書、地図帳、配布プリントのほか、雑誌、新聞、インターネットの記事なども用いる。また、この科目は学修単位科目のため、授業90分に対して、教科書や配付プリントなどで予習・復習を合わせて180分以上行うこと。
注意点:
時事問題を頻繁に取り上げるため、普段から新聞、テレビ、インターネットにより社会的ニュースに接しておくことが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ヨーロッパ(1) アジアの民族、宗教、言語について理解する。
2週 ヨーロッパ(2) アジアの民族、宗教、言語について理解する。仏教、イスラム教について知る。
3週 ロシア ASEANの組織と意義について理解する。
4週 アングロアメリカ(1) 各国の社会、文化を理解する。イスラム教について知る。
5週 アングロアメリカ(2) 各国の社会、文化を理解する。
6週 ラテンアメリカ(1) 各国の社会、文化を理解する。
7週 ラテンアメリカ(2) 各国の社会、文化を理解する。仏教について知る。
8週 中間試験
4thQ
9週 オセアニア 各国の社会、文化を理解する。
10週 環境問題 環境問題について理解を深める。
11週 資源・エネルギー問題 資源・エネルギー問題について理解を深める。
12週 人口問題 人口問題、食料問題について理解を深める。
13週 身近にある様々な地図 様々な地図とGISについて理解する。
14週 日本の自然環境と防災(1) 日本に固有の地理的事情、特に災害と防災について理解する。
15週 日本の自然環境と防災(2) 日本に固有の地理的事情、特に災害と防災について理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3
自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力4000040
専門的能力30000030
分野横断的能力300000030