到達目標
ものづくりの上で最も重要な機械設計の基本を勉強する科目である。機械要素設計をする上での基礎的事項のうち、機械を設計する上での強度、精度等の知識を獲得することを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 基礎的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 試験などの評価が80点を超えること。 | 試験などの評価が70点を超えること。 | 試験などの評価が60点を超えること。 | 試験などの評価が60点未満であること。 |
評価項目2 | 強度、信頼性などの設計を生かし、製図、製作にむすびつけることができる。 | 強度、信頼性などの設計の概念が理解でき、説明できる。 | 強度、信頼性などの設計の概念が理解できる。 | 強度設計、信頼性設計の基本が理解できない。 |
評価項目3 | 機械要素を熟知し、機械設計に用いることができる。 | 機械要素の知識が理解でき、説明できる。 | 機械要素の知識が理解できる。 | ねじ、軸などの機械要素の知識が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
テキストに沿って座学にて実施する。適宜レポート課題を与え、基礎知識の獲得および設計に応用できるようにする。
授業の進め方・方法:
座学にて授業を行う。中間試験および期末試験を実施する。不合格点の場合は再試験を行う。
注意点:
授業には電卓をいつも用意すること。授業の予習・復習および演習については自学自習により積極的に取り組むこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、機械設計の基礎 |
機械設計の基本的事項を理解できる。
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2週 |
信頼性、機械の寿命 |
機械の信頼性、寿命を理解できる。
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3週 |
材料の強度と剛性 |
材料強度、剛性を理解できる。
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4週 |
材料の機械的性質 |
材料の性質、機械的な特性を理解できる。
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5週 |
応力と変形 |
材料に応力が加わったときの変形と、応力-ひずみの関係を理解できる。
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6週 |
強度設計 |
強度を考慮した設計方法の基本を理解できる。
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7週 |
中間試験 |
理解度の確認ができる。
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8週 |
機械の精度 |
機械の幾何学的な精度を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
幾何学的な精度、表面粗さ |
表面粗さの種類と分類を理解できる。
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10週 |
ねじの分類と規格 |
ねじの規格を理解できる。
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11週 |
ねじの原理と力学 |
ねじにかかる力や力学的な釣合を理解できる。
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12週 |
軸および軸継手 |
軸の種類や軸継ぎ手を理解できる。
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13週 |
ねじり剛性と曲げ剛性 |
軸にかかる曲げ、ねじり剛性とその特性を理解できる。
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14週 |
危険速度 |
危険速度とその計算方法を理解できる。
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15週 |
まとめ |
機械設計で考慮すべき事柄を理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |