1. 身近な話題から幅広い分野の話題にわたり、日本語を使ってある物事を詳しく説明したり、自分の気持ちや考えを論理的に説明したりできる。
2. 幅広い分野に関して、まとまった内容を読んで情報を読み取ることができる。
3. 自分の日本語の能力と技能について、得意・不得意とするところを把握し、説明できる。またその上で、自分の課題を改善するためにとるべき行動について自ら考え、実行することができる。
概要:
年間を通して日本語中級前半~中級後半レベルの日本語を学ぶ。まとまった内容を読んで文章内容への理解を深めるだけでなく、産出活動を通して自分が伝えたいことを発信する技能を養う。
授業の進め方・方法:
多様なトピックの日本語に触れることで、日本語能力や技能を高め、さらに日本語でやりとりするためのストラテジーを学ぶ。また、相手や場面に応じた言葉の使い分けができるようになることも重視する。
注意点:
言語知識を習得するだけでなく、それらを適切に運用できるようになることが求められる。毎時間、自分ができたこと、できなかったことなどを振り返り、主体的に自分の日本語の能力や技能を改善していく姿勢を持つことを期待する。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課
※2020年度に開講した日本語Ⅰの続きとして、2021年度日本語Ⅱでは前期前半に『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』(三修社)を用いる。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション <書く>ことばの使い分け |
授業の目標および内容を把握する。 日本語のことばの使い分け(文体、話し言葉・書き言葉)について理解できる。
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2週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック8 <書く>連用中止形 |
自分が欲しいと思っている商品について、機能やデザインなどの希望や条件をくわしく言うことができる。
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3週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック8 <書く>文の構造 |
主語と述語、修飾することばと修飾される言葉の関係に注意して、伝えたい情報を正しく相手に伝えることができる。
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4週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック8 |
具体的且つ客観的な表現を使って、身の回りにある道具について説明することができる。
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5週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック9 |
テレビやインターネットの行事紹介番組を見て、どんな祭り/行事かがだいたい理解できる。
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6週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック9 <書く>簡潔な文 |
一つの文の中に多数の情報を入れないよう注意して、文の切れ目や修飾語を意識した文を書くことができる。
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7週 |
『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』トピック9 <書く>助詞のような働きをする文法 |
祭りや行事などの体験や感想について、詳しく伝えることができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
まとめと振り返り |
これまで学んできた日本語の知識を練習を通じて整理することができる。
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10週 |
まとめと振り返り |
既習日本語の知識を整理するとともに、自分が日本語でできることを今一度振り返り、次週からの目標を再確認する。
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11週 |
『日本語中級J501』第1課 |
異文化経験に関する話を読んで、本文の内容がだいたい理解できる。本文中の語彙および関連語彙が理解でき、覚えられる。
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12週 |
『日本語中級J501』第1課 <書く>中心文・支持文 |
キーワードを確認しながら、筆者の主張を読み取ることができる。
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13週 |
『日本語中級J501』第2課 |
マナーに関する記事を読んで、本文の内容がだいたい理解できる。本文中の語彙および関連語彙が理解でき、覚えられる。
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14週 |
『日本語中級J501』第2課 <書く>具体的な表現 |
文章の構成に注目して、本文の内容を整理しながら情報を読み取ることができる。
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15週 |
『日本語中級J501』第2課 <書く>客観的な表現 |
まとまった内容を読んで、事実と意見が区別できる。
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
『日本語中級J501』第5課 |
色と心理に関する話を読んで、自分の場合と照らし合わせながら、本文の内容がだいたい理解できる。
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2週 |
『日本語中級J501』第5課 |
本文で学んだ語彙や表現を使って、自分の考えや行動の傾向について、簡単に説明することができる。
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3週 |
『日本語中級J501』第7課 |
時系列に沿ってエッセイの内容が理解できる。
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4週 |
『日本語中級J501』第7課 <書く>主観的な表現と客観的な表現 |
文法表現の微妙な違いを理解し、日本語を効果的に使って自分の心情を表すことができる。
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5週 |
『日本語中級J501』第8課 <書く>事実と意見 |
現代社会の話題の中でとくに関心を持っていることについて、なぜ関心があるかを含めて言うことができる。
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6週 |
『日本語中級J501』第8課 <書く>意見文 |
主張と根拠それぞれを書くための表現が理解できる。
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7週 |
『日本語中級J501』第8課 <書く>意見文 |
自分の主張を支えるための根拠を適切な表現を使って書くことができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
『日本語中級J501』第6課 |
科学に関する知識を結び付けながら、新聞のコラムを読み進めることができる。また、漢字の多義性について理解できる。
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10週 |
『日本語中級J501』第6課 |
接続詞や指示語を意識して、文と文の関係性が理解できる。
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11週 |
『日本語中級J501』第6課 |
科学技術分野について関心を持っていることについて、漢字を用いたことばを積極的に使用しながら書くことができる。
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12週 |
『日本語中級J501』第10課 |
長い文章を読み、調査テーマ、目的、方法および結果がそれぞれどこにどのように書かれているかが理解できる。
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13週 |
『日本語中級J501』第10課 |
自分で調査テーマを決め、そのテーマに関する簡単なレポートを書くことができる。
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14週 |
『日本語中級J501』第10課 |
自分で調査テーマを決め、そのテーマに関する簡単なレポートを書くことができる。
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15週 |
『日本語中級J501』第10課 |
自分が書いたレポートの改善点に気付き、修正することができる。
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16週 |
期末試験 |
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