近年のグローバル化の流れの中で,多言語主義,多文化主義的観点がますます重要になってきている。国際化によって世界が一様になるのではなく,種々雑多な文化の共存が必要となる。異文化の学習の最良の方法は,言語の学習であるという観点から,フランス語の学習を通して,多文化・多言語共存社会への対応に慣れていくようにする。
概要:
フランス語によるコミュニケーションの基礎を学習する。フランス語のしくみ,いわゆる文法には約束事がたくさんあり,綴りと発音の関係,名詞の性に関する規則,動詞の活用など,一見複雑そうであるが,ある程度習熟すると,突然視野が広がってくるものであり,少ない語彙でかなり高度なコミュニケーションも可能となる。自己紹介の仕方,時候の挨拶など日常会話の基礎的な表現を学習しながら,「聞き、話し、読み、書く」の4技能のバランスのとれた修得を目指す。
授業の進め方・方法:
文法・語彙の説明後、練習問題を通して運用能力の習得を目指す。
連絡員:北川千穂
注意点:
外国語の学習には,学習者が本来持っているコミュニケーション能力と想像力を最大限に駆使することが大切であるため,授業への積極的な参加が必要である。また,予習より復習に時間を割いて欲しいと考えている。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス:授業の進め方 フランスとフランス語に関する一般的な説明
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授業の概要を理解することができる。フランスとフランス語の一般的な特徴を理解することができる。
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2週 |
第0課アルファベと発音/挨拶
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フランス語の単語が発音でき、挨拶できる。
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3週 |
第0課アルファベと発音/挨拶 |
1から10までの数字を使うことができる。
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4週 |
第1課自己紹介してみよう!
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簡単な動詞の活用ができる。ヨーロッパの国名と都市がフランス語で言える。
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5週 |
第1課自己紹介してみよう!
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フランス語で自己紹介ができる。
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6週 |
第2課国籍や言語について話そう! |
名詞の性の規則の基礎を理解することができる。
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7週 |
第2課国籍や言語について話そう!
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他の人の名前、国籍、住んでいる町、職業、話す言葉を聞き取ることができる。
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8週 |
中間試験 |
何も見ずに、フランス語で自己紹介したり、他の人の情報を理解できる。これらの内容をフランス語で書ける。
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2ndQ |
9週 |
第3課身の回りのものについて話そう! |
語彙を増やし、身の回りのものについて話すことができる。
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10週 |
第3課身の回りのものについて話そう!
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20までの数字を使うことができる。フランスの地方と、その名物が言える。
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11週 |
第4課家族について話そう!(1) |
69までの数字を使うことができる。動詞avoirとfaireを使うことができる。
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12週 |
第4課家族について話そう!(1)
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自分や他の人の家族の年齢、職業について話すことができる。
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13週 |
第5課家族について話そう!(2) |
家族の特徴や性質について話すことができる。
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14週 |
第5課家族について話そう!(2)
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服装について説明できる。
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15週 |
第6課好きなもの・好きなことについて話そう!
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自分が好きなことについて話すことができる。
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16週 |
期末試験
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9週以降の学習内容を踏まえて、話したり書いたりできる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期学習事項の復習,後期学習へ向けてのウォームアップ
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前期の学習内容を踏まえ、フランス語で話したり書いたりできる。
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2週 |
第7課食事について話そう!
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朝食について話すことができる。動詞prendreを使うことができる。フランス料理について説明することができる。
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3週 |
第8課旅行に出かけよう!
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行く場所について話すことができる。移動手段について話すことができる。近い未来の文を使うことができる。
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4週 |
第9課天候について話そう! |
天候の表現を使って話すことができる。
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5週 |
第9課時刻と所要時間を言ってみよう!
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時刻と所要時間を言うことができる。
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6週 |
第10課比較してみよう。
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比較の表現を使って話すことができる。
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7週 |
第11課買い物をしてみよう! |
100までの数字を使うことができる。買い物の合計を言うことができる。
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8週 |
中間試験 |
後期7週までに学習した内容を使って、話すことができる。
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4thQ |
9週 |
第11課道を尋ねてみよう!
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命令形が使える。道案内をすることができる。
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10週 |
第12課1日の行動を説明してみよう!
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代名動詞の現在形を使って文を作ることができる。
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11週 |
第12課1日の行動を説明してみよう!
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自分の普段の1日の行動について話すことができる。
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12週 |
第13課習慣について話してみよう! |
フランス人の習慣について話すことができる。動詞pouvoirを使うことができる。補語人称代名詞を使うことができる。
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13週 |
第14課旅行中にしたことを話してみよう!(1)
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avoirを使った複合過去の作り方を理解し、使うことができる。
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14週 |
第15課旅行中にしたことを話してみよう!(2)
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êtreを使った複合過去と半過去の作り方を理解し、使うことができる。
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15週 |
第14課と第15課のまとめ
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第12課でやった普段の1日の行動を踏まえ、自分の昨日の行動を話すことができる。
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16週 |
期末試験
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。 | 4 | |
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。 | 4 | |
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。 | 4 | |
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。 | 4 | |
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。 | 4 | |
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。 | 3 | |
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。 | 4 | |
動力の意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。 | 3 | |
応力とひずみを説明できる。 | 3 | |
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。 | 3 | |
許容応力と安全率を説明できる。 | 4 | |
引張荷重や圧縮荷重が作用する棒の応力や変形を計算できる。 | 4 | |
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。 | 3 | |
ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。 | 4 | |
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。 | 3 | |
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。 | 4 | |
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。 | 4 | |
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。 | 4 | |
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。 | 4 | |
曲げモーメントによって生じる曲げ応力およびその分布を計算できる。 | 4 | |
各種断面の図心、断面二次モーメントおよび断面係数を理解し、曲げの問題に適用できる。 | 3 | |
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。 | 4 | |
計測制御 | 国際単位系の構成を理解し、SI単位およびSI接頭語を説明できる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前13,前14,前16,後8,後16 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 前15,後1 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 後2,後3 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後4,後5,後13 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後6,後7,後14 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後9,後10,後15 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 後11,後12 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 2 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 1 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 1 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 1 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 1 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 1 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 1 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 1 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 2 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 2 | |