到達目標
1、日本古代史・中世史の歴史的事象や特徴を正確に把握するとともに、時代背景や転換点を深く分析・追究することができる。
2、東アジア諸国・地域を中心とするグローバル世界・国際環境の中で日本史の流れを捉えることができる。
3、自分たちの生きる地域社会の歴史(地域史・郷土史)に関心を持ち、調べた成果の一部を説明・発信することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 古代・中世の歴史用語を記述・選択できる。 | 古代・中世の歴史用語を選択できる。 | 古代・中世の歴史用語を選択できない。 |
評価項目2 | 関連する歴史資料・図表等について具体的に説明できる。 | 関連する歴史資料・図表等について説明できる。 | 関連する歴史資料・図表等について説明できない。 |
評価項目3 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意欲的な意見・感想を持つ。 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意見・感想を持つ。 | 歴史的事象と現代社会のつながりについて意見・感想を持てない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義は社会人基礎力・文化的教養を身につけるため、古代から近代までの日本史を通史的に学ぶ日本史概説の前半である。各時代の特徴や歴史的事象の関連性、時代の転換点等のポイントを押さえながら、日本が「倭」と呼ばれていた古代より、先人たちが東アジア諸国・地域との関わりの中で「日本」という国家・社会を創り上げてきたこと、中世へと進む中で摂取した諸種の文化・技術をもとに国内産業・諸制度を発展させてきたことを概観していく。
授業の進め方・方法:
講義形式(板書)で、教科書・副教材ならびに配布資料(ワークシート)を用いて授業を進める。
注意点:
授業の進度は学生の理解度に応じて変更することがある。本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。 評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者は、その評価を50点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、中学校の学習の復習 |
中学校の学習を振り返り、日本史の時代区分について復習・理解できる。
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2週 |
旧石器時代① |
人類の進化、日本列島の旧石器文化について理解できる。
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3週 |
縄文時代① |
縄文時代の社会と文化について理解できる。
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4週 |
縄文時代② |
縄文土器の種類と社会の変化について理解できる。縄文時代の富山について知見を広め、理解できる。
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5週 |
弥生時代① |
弥生時代の社会と文化について理解できる。
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6週 |
弥生時代② |
弥生時代ついて文献資料から理解できる。
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7週 |
古墳時代① |
大和政権の形成と古墳の種類について理解できる。
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8週 |
中間試験 |
旧石器、縄文、弥生、古墳に対する理解度を確認できる。
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2ndQ |
9週 |
答案返却、解説、復習作業 |
旧石器、縄文、弥生、古墳に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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10週 |
古墳時代② |
大和政権の勢力伸張について文献資料から理解できる。
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11週 |
古墳時代③ |
大和政権と東アジア華夷秩序について理解できる。
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12週 |
飛鳥時代① |
富山県内の古墳について知見を広め、理解できる。飛鳥時代の政治と文化について理解できる。
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13週 |
飛鳥時代② |
大化の改新と古代国家の形成について理解できる。
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14週 |
飛鳥時代③ |
律令政治のはじまりと白鳳文化について理解できる。
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15週 |
期末試験 |
古墳、飛鳥時代に対する理解度を確認できる。
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16週 |
答案返却、解説、復習作業、夏季課題の説明 |
古墳、飛鳥時代に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
奈良時代① |
平城京と律令政治について理解できる。
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2週 |
奈良時代② |
国家仏教と天平文化について理解できる。奈良時代、律令制下の越中富山について知見を広め、理解できる。
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3週 |
平安時代① |
平安初期の政治と文化について理解できる。
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4週 |
平安時代② |
藤原氏の台頭と摂関政治の確立について理解できる。
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5週 |
平安時代③ |
平安時代の政治と社会について文字資料から確認できる。国風文化について理解できる。
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6週 |
平安後期① |
武士団の成立と院政の発展について理解できる。
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7週 |
平安後期② |
平氏の政治と源氏の台頭について理解できる。
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8週 |
中間試験 |
奈良、平安時代に対する理解度を確認できる。
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4thQ |
9週 |
答案返却、解説、復習作業、鎌倉時代① |
奈良、平安時代に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。鎌倉時代の成立について理解できる。
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10週 |
鎌倉時代② |
執権政治や荘園支配、農工業や流通の発達について理解できる。
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11週 |
鎌倉時代③ |
蒙古襲来と鎌倉幕府の衰退、新しい仏教と文化について理解できる。
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12週 |
南北朝時代① |
建武の新政と南北朝の内乱について理解できる。
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13週 |
室町時代① |
室町幕府の確立と東アジア華夷秩序について理解できる。
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14週 |
室町時代② |
北山文化、東山文化、戦国動乱のはじまりについて理解できる。
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15週 |
期末試験 |
鎌倉、室町時代に対する理解度を確認できる。
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16週 |
答案返却、解説、復習作業 |
鎌倉、室町時代に関して自己採点し、到達点・不足点を理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |