|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
学習内容および評価の方法についてのガイダンス内容を理解する。
|
2週 |
青年期の位置づけ |
現代の日本社会における「青年」の位置づけを理解する。
|
3週 |
青年期の特徴 |
青年期に起こる身体的・心理的・社会的変化について理解する。
|
4週 |
青年期の課題-自我の発見 |
自我のめざめと共に私たちが直面する心理的問題を考える。
|
5週 |
青年期の課題-アイデンティティの危機 |
青年期に訪れるアイデンティティの危機を心理的側面から考える。
|
6週 |
青年期の課題-アイデンティティの達成 |
アイデンティティの達成の意義と手立てを心理的側面から考える。
|
7週 |
青年期の課題―モラトリアム、「大人」になる |
アイデンティティの達成の意義を社会的側面から考える。
|
8週 |
中間試験 |
青年期の心理的特徴やアイデンティティ達成の意義について理解し論評できる。
|
2ndQ |
9週 |
中間試験の解説、ギリシャ思想への導入 |
試験の解説。古代ギリシャの社会的、思想的状況を理解する。
|
10週 |
善について問うこと1-相対主義 |
自然哲学者を題材に合理的思考という探求方法の特質を理解する。ソフィストの主張を題材に、相対主義の考え方を理解する。
|
11週 |
善について問うこと1-相対主義 |
相対主義の根拠や働きを吟味する。
|
12週 |
善について問うこと2-ソクラテス |
ソクラテスの問答を題材に、普遍的なものを追求する手段としての論理的吟味の意味を考える。
|
13週 |
善について問うこと2-ソクラテス |
ソクラテスの問答法がどの程度まで相対主義を乗り越えられるかを考える。
|
14週 |
善について問うこと2-ソクラテス |
ソクラテスの道徳論を手がかりに、幸福と善や徳の関連を考える。
|
15週 |
善について問うこと2-ソクラテス |
ソクラテスの「無知」を検討し、普遍的な善を追求することの意味を考える。
|
16週 |
期末試験 |
善悪についての相対主義的な見方、ソクラテスの問答法や幸福論について理解し論評できる。
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
善について問うこと3-プラトン |
プラトンのイデア論を理解するために、幾何学的図形の例をもとに、理念の存在について考える。
|
2週 |
善について問うこと3-プラトン |
プラトンのイデア論を手掛りに、「完全」、「普遍」の観念の意味を考える。
|
3週 |
善について問うこと3-プラトン |
プラトンのエロス論を手掛りに、「理想」と「現実」の関わりを考える。
|
4週 |
善について問うこと3-プラトン |
プラトンのエロス論を手掛りに、イデア論の意味を考える。
|
5週 |
善について問うこと4-アリストテレス |
アリストテレスのイデア論批判を理解する。
|
6週 |
善について問うこと4-アリストテレス |
アリストテレスの幸福論を理解し、幸福と徳の関連を考える。
|
7週 |
善について問うこと4-アリストテレス |
アリストテレスの徳論を理解する。
|
8週 |
中間試験 |
プラトンのイデア論、エロス論、およびアリストテレスの徳論について理解し論評できる。
|
4thQ |
9週 |
中間試験の解説、古代中国思想への導入 |
試験の解説、春秋時代中国の社会的状況について理解する。
|
10週 |
人間が生きる基盤:情と伝統-孔子 |
孔子の思想を手掛りに、社会規範としての礼の意義を理解する。
|
11週 |
人間が生きる基盤:情と伝統-孔子 |
孔子の思想を手掛りに、人の生き方としての仁の意義を考える。
|
12週 |
人間が生きる基盤:情と伝統-孔子 |
孔子の思想における仁と家族愛の関係を理解する。
|
13週 |
人間が生きる基盤:情と伝統-孔子 |
孔子の思想を手掛かりに、人の生と社会との関わりを考える。
|
14週 |
道に身をまかせ-老子 |
『老子』において、儒家道徳が作為として批判される根拠を理解する。
|
15週 |
道に身をまかせ-老子 |
『老子』を題材に、作為を捨て道に身を任せて生きる人生観の意義を考える。
|
16週 |
期末試験 |
孔子の道徳論と人間観、および『老子』の人生観について理解し論評できる。
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |