到達目標
1.情報リテラシーとして情報伝達の考え方や、メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、利用できる。
2.情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを利用できる。
3.図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、実践的に利用できる。 | メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解し、利用できる。 | メールなどのコミュニケーションツールの基礎的ルールを理解できない。 |
評価項目2 | 情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを実践的に利用できる。 | 情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解し、インターネットを利用できる。 | 情報セキュリティーの重要性、インターネットの危険性を理解できない。 |
評価項目3 | 高度な図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。 | 図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができる。 | 図表入りの技術文書をワードプロセッサーを用いて作成することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では、工学基礎を学ぶうえで必要とされる情報リテラシーを修得することを目的として演習を行う。講義でコンピューター基礎、ネットワーク基礎、インターネットの仕組み、情報検索、e-mail、セキュリティ、情報倫理について学習しながら、報告書作成で必要とされる科学系の書式に従った図表、工学で用いられる数学記号・数式、を日本語ワードプロセッサで作成できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義と実習により実施する。
注意点:
技術者としてコンピュータの基本的知識や操作法の習得は今や必須である。本講義は講義と実習から成るが、苦手意識をもたず積極的に取り組むこと。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
インターネットと情報モラル(1) |
インターネットと情報モラルでは,検索方法や電子メールの利用方法を説明する。
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3週 |
インターネットと情報モラル(2) |
コンピュータウィルスなどのセキュリティー問題について説明する
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4週 |
インターネットと情報モラル(3) |
ソーシャルエンジニアリングなどの問題について最新の事例を参考に説明する。
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5週 |
インターネットと情報モラル(4) |
インターネットを利用する上で遭遇する可能性のあるトラブルについて説明する。
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6週 |
ワープロによる文書作成の基本(1) |
MS-Wordによる文書作成では,まず最初に文字入力の方法を説明する,さらに次には技術報告書などに最低限必要な必要な上付きや下付などの入力の方法にについて説明する。
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7週 |
ワープロによる文書作成の基本(2) |
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
表の作成(1) |
MS-Wordを用いて表の作成を行う。
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10週 |
表の作成(2) |
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11週 |
図形の書き方(1) |
PowerPointを用いた図の書き方を説明し,Wordに貼り付け簡単な報告書が作成できるように説明する。
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12週 |
図形の書き方(2) |
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13週 |
実習 |
ワープロソフトを使った基本的なレポートの作成
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14週 |
実習 |
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15週 |
まとめ,アンケート |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 小レポート | 提出物 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 0 | 60 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 0 | 60 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |