応用プログラミング

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 応用プログラミング
科目番号 0144 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 これ1冊でできる! ラズベリー・パイ 超入門 他
担当教員 田尻 智紀

到達目標

1.コンピュータ言語(Python)を用いて簡単なプログラムが書ける
2.ワンボードコンピュータに接続した入力装置,出力装置の制御ができるプログラムが書ける
3.複数の入力装置,出力装置を組み合わせた簡単なシステムを構築できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータ言語(Python)を用いて複雑なプログラムが書けるコンピュータ言語(Python)を用いて簡単なプログラムが書けるコンピュータ言語(Python)を用いて簡単なプログラムが書けない
評価項目2ワンボードコンピュータに接続した入力装置,出力装置の制御ができるプログラムが書けるワンボードコンピュータに接続した入力装置,出力装置の制御ができるプログラムが書けるワンボードコンピュータに接続した入力装置,出力装置の制御ができるプログラムが書けない
評価項目3複数の入力装置,出力装置を組み合わせた複雑なシステムを構築できる複数の入力装置,出力装置を組み合わせた簡単なシステムを構築できる複数の入力装置,出力装置を組み合わせた簡単なシステムを構築できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-5 説明 閉じる
JABEE 1(2)(c) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ワンボードコンピュータを用いてコンピュータのプログラムと実世界との関係を学ぶ。 
ブラックボックス化しているコンピュータシステムの裏で行われている入出力やフィードバックの計算原理を学びコンピュータシステムを問題解決のツールとして利用できることを目標とする。
IoTの基本的概念を学ぶ
授業の進め方・方法:
講義とワンボードコンピュータを用いた実習の組み合わせ
注意点:
・プログラミング系科目を履修していることが望ましい。
・レポート等は,すべての課題についての提出が必要です、やむを得ない事情の場合を除き、提出期限を守らなかった場合などは、単位を認定しません。
・学生の理解度に応じて変更する場合があります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 計算機の基礎 コンピュータ内構造、入出力の原理を説明する
2週 プログラミング言語の基礎 プログラム言語の分類と特徴、授業で用いる言語の基本的内容を説明する
3週 入力装置 各種センサーやセンサーとの接続方法について説明する
4週 出力装置 LEDや各種モータへの出力方法や接続方法について説明する
5週 LEDの制御 ワンボードコンピュータを用いてLEDの点灯を行うプログラムを作成する
6週 LEDのPWN制御 LEDをPWN制御で明るさを制御するプログラムを作成する。
7週 スイッチとLEDの連携1 スイッチを用いてLEDを制御するプログラムを作成する。
8週 中間テスト
4thQ
9週 センサーとLEDの連携1 センサーのデータを用いてLEDを制御するプログラムを作成する。
10週 センサーとLEDの連携2
11週 液晶表示装置1 液晶表示装置を用いて情報を表示する
12週 液晶表示装置2
13週 オリジナル装置の作製 ワンボードコンピュータを用いて簡単な測定装置を構成しプログラムを作成する。
14週 オリジナル装置の作製2
15週 オリジナル装置の作製3
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。4
平板および立体の慣性モーメントを計算できる。4
振動の種類および調和振動を説明できる。4
不減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。4
減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。4

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力060000060
専門的能力040000040