| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
力学についてⅠ | 運動の3法則を理解し、問題文中から該当する式を導出し、計算ができる | 運動の3法則を説明でき、順序立った問題に課せられた式を導出し、計算ができる | 運動の3法則に基づく式の導出ができない |
力学についてⅡ | 仕事と力の関係を理解し、微積分を活用して双方の導出ができる | 仕事と力が対応することを理解し、順序立った問題に課せられた式を導出し、計算ができる | 仕事と力の関係を理解せず、式の導出ができない |
質点系の力学についてⅠ | 剛体の形状を微小部に分割して重心の導出ができる | 剛体の形状を分割した微小部に対し、重心を導出する式に適用ができる | 重心の導出ができない |
質点系の力学についてⅡ | 運動量の導出と保存則を理解し、多次元空間において物体の衝突前後の挙動を正しく記述できる | 運動量の導出と保存則を理解し、1次元軸上での物体の衝突挙動を正しく記述できる | 運動量が説明できない |
質点系の力学についてⅢ | 運動量と角運動量、並進運動と回転運動における力学的エネルギーの対応関係が説明できる | 角運動量や回転運動における運動エネルギーの導出ができる | 並進運動と回転運動の違いが説明できない |
剛体の力学についてⅠ | 剛体を正しく理解し、質点等の集合体に分割・結合が使いこなせる | 剛体の力学的性質が微小部の集合として式に表し、計算ができる | 質点と剛体の区別がつかない |
剛体の力学についてⅡ | 典型的な剛体の慣性モーメントを導出し、回転の運動方程式の計算と挙動を正しく記述ができる | 簡便な剛体の慣性モーメントを導出し、回転の運動方程式導出や計算ができる | 簡便な剛体の慣性モーメントの導出ができない |
変形する物体についてⅠ | 剛体と弾性体の差異を理解し、材料の力学的挙動について説明ができる | 剛体と弾性体の差異を説明できる | 剛体と弾性体の差異を説明できない |
変形する物体についてⅡ | 完全流体における連続の方程式やベルヌーイの定理を用いて流体の運動が導出できる | 完全流体における連続の方程式やベルヌーイの定理を記述し、簡便なケースにおける導出ができる | 連続の式やベルヌーイの定理が説明できない |
波について | 波の諸性質(干渉や反射、屈折、回折)について理解し、式や条件の計算や説明ができる | 波の諸性質(干渉や反射、屈折、回折)について理解し、式の導出と計算ができる | 波の諸性質(干渉や反射、屈折、回折)について説明ができない |
光学について | 光の粒子性と波動性を正しく理解し、波の諸性質の式が摘要できる | 光の波動性を理解し、波の諸性質の式の導出と計算ができる | 光の波動性が説明できない |
静的な電磁気についてⅠ | 点電荷や仮想的な点磁荷に対するクーロンの法則や電磁場とクーロン力、位置エネルギーの導出ができる | 点電荷や仮想的な点磁荷に対するクーロンの法則や電磁場とクーロン力、位置エネルギーの計算ができる | クーロンの法則や力場、位置エネルギーの対応関係が説明できない |
静的な電磁気についてⅡ | ガウスの法則を理解し、電界や電位の導出ができる | ガウスの法則を理解し、簡便な電荷配置における電界や電位の計算ができる | ガウスの法則が説明できない |
静的な電磁気についてⅢ | 電荷と電位、静電容量の関係を理解し、式の導出ができる | 電荷と電位、静電容量の関係を理解し、式の計算ができる | 電荷と電位、静電容量の関係が説明できない |
静的な電磁気についてⅣ | 導体と絶縁体の特徴を列挙し、図もしくは式を用いて説明ができる | 導体と絶縁体の特徴を列挙できる | 導体と絶縁体の差異が説明できない |