熱力学Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 熱力学Ⅱ
科目番号 0088 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 高橋 勝彦

到達目標

様々な熱エネルギー利用技術について,理論式の誘導や例題演習を通して専門用語や単位系をしっかり理解し,応用力や創造力を養うことを学習目標とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率を計算できるサイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率および冷凍機・ヒートポンプの成績係数を理解できるサイクルの意味を理解していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-6 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(e) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
熱力学Iで熱力学の基礎を学んだ学生を対象に,ガスサイクルや蒸気サイクル,各種エネルギーと地球環境などについて講義する.
授業の進め方・方法:
講義および演習
中間試験(40%)と期末試験(40%),演習課題(20%)で評価する.
演習課題レポートの提出と内容を演習課題点とする.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要説明
2週 熱力学基礎 状態変化に伴う熱と仕事
3週 ガスサイクル
カルノーサイクル
カルノーサイクルの理解
4週 ガスサイクル
オットーサイクル
オットーサイクルの理解
5週 ガスサイクル
オットーサイクル
オットーサイクルの理解
6週 ガスサイクル
ディーゼルサイクル
ディーゼルサイクルの理解
7週 ガスサイクル
サバテサイクル
サバテサイクルサイクルの理解
8週 中間試験
2ndQ
9週 ガスサイクル
ブレイトンサイクル
ブレイトンサイクルの理解
10週 ガスサイクル
ブレイトン再生サイクル
ブレイトン再生サイクルの理解
11週 飽和蒸気、湿り蒸気、過熱蒸気の状態量 等圧蒸発過程の説明
12週 蒸気サイクル
ランキンサイクル
ランキンサイクルの理解
13週 蒸気サイクル
ランキンサイクル
ランキンサイクルの理解
14週 蒸気サイクル
冷凍サイクル
冷凍サイクルの理解
15週 期末試験
16週 答案返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力4010000050
専門的能力4010000050
分野横断的能力0000000